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革命に消えた絵画

ロシア5人組の1人のムソルグスキーが作曲した「展覧会の絵」。

「展覧会の絵」は高校2年の音楽の授業で鑑賞した。ピアノが専門の先生だったからか、10枚の絵についてとてもよく説明して下さり、印象に残った授業だった。

ある時、音楽ジャーナリストの2人目の義母から、「展覧会の絵」とCDをプレゼントされた。


ピアノ曲で「展覧会の絵」があることは知っていたが、日本に住んでいた時は、弾こうとは思わなかった。ところが、モスクワに住んで2か月後、楽譜屋さんで偶然自筆譜を見つけて弾きたくなった。
これは、モスクワの楽譜屋さんで買った自筆譜。

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譜読みをしている最中に、「展覧会の絵」について書いてあるヴェーラ・ゴルナスターエワ先生の本に出会い、益々興味が出てきた。

さらに、トレチャコフ美術館で松田華音さんのコンサートがあり、初めて生で「展覧会の絵」を聴くことができた。

ヴェーラ先生は、「10曲目の『キエフの大門』は、教会音楽」と本に書いてあったが、松田華音さんが弾くと、10曲目のある部分はロシア正教の鐘の音のように聴こえる。

松田さんの演奏を生で聴くことができ、益々興味が深まり、練習をすすめているときに、ロシア文化について興味関心が高く、私と一緒によく散策する友達が、動画を教えてくれた。
これが、その動画。

90年代のNHKの番組だが、この番組が素晴らしくて益々興味が深まった。
この番組を見て、私の高校の先生は、この番組を見ていたかもしれないと思った。また、高校の先生はソビエト時代のピアニストのレッスンを受けていたことも最近知った。


さらに、この番組の内容が本になっていることも数日前に知った。
絶版になっているため、価格はとても高いが、幸い、私が住んでいた町の公立図書館や、実家のある公立図書館に所蔵されていることが分かったため、帰国できたら、借りようと思う。


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