なぜ、ロシアが好き? 美術編

ロシアの美術館といえば、エルミタージュ美術館を思いうかべると思うが、私は、サンクトペテルブルクならロシア美術館、モスクワならトレチャコフ美術館が好きだ。

エルミタージュ美術館は所蔵数が非常に多いが、各国から集めた美術品だから、ロシア美術を集めたロシア美術館とトレチャコフ美術館の方が好きだ。

ロシア帝国の画家のクインジの絵が私は一番好き。
ドニエプル川に浮かぶ、月の絵の光は本当に幻想的。

クインジの他には、
シーシキン(熊の絵が有名)
アイヴァゾフスキー(ウクライナ出身の画家で、海の絵が多い)
クラムスコイ(忘れえぬ人の絵が有名)
レーピン(肖像画などをよく描いている)
ヴァレシャーギン(反戦の絵が多く、骸骨の絵が印象深い)
ビリービン(北方まで出かけて、そこで見た景色を描いた)が好き。

アヴァンギャルドの画家は
カンディンスキー
シャガール

アヴァンギャルドの絵は近くから見ると何か分からないが、遠くから全体を見ると分かるという絵があり、好きだ。

ロシア美術館には、ロシアの昔にあった木造の家(屋根や窓枠)や刺繍、民芸品なども展示されていてとても興味深い。
冬が長いロシア生活は少しでも気分をあげようと、日常的に使う家具などに絵を描くことが多かった。

トレチャコフ美術館には、イコンの展示もある。

そして、教会の建築も私は美術として見ている。
聖ワシリー寺院の建物が好きだ。
また、いろんな教会内部のイコン画、フレスコ画、モザイク画なども好き。

街を歩いていて偶然前を通った教会の写真を撮るのも好き。
中に入れる教会のときは、スカーフをつけて中に入ることもある。

ロシアに住んでいると、美しい景色がたくさんあり、絵心があれば描きたいと思う景色ばかりである。

残念ながら、私は絵の才能は0なので、描かれた絵を見て楽しんでいる。

ヨーロッパ美術と違った、ロシア美術独特の色使いや光が好きだ。

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