【フィギュアスケート】ロシア連邦のグランプリシリーズ 第2戦

10月22日と23日の第1戦は、シニアの部をすべて見ました。


リズムダンスは、一気に世代交代がすすみ、知らない選手も多かったです。そもそもリズムダンスはルールがよく分からないのですが、銀メダルを取った2人の演技は、独特の技があり興味深かったです。
金メダルのモロゾワは、ニコライ・モロゾフの娘です。

女子は、ソフィア・アカティエワ選手のフリーの演技に引き込まれました。ショートは、それほどでもなく、ジュニア時代に評判になっていたけれども、どうなのかな?と思いました。
エテリコーチもほめていなくて、本人もショートが終わった後の表情が硬かったのですが、フリーは素晴らしかったです。
エテリコーチは、選手の性格などもよく分かっていて、指導しているのだなあと思います。

ワリエワ選手の演技力というか、表現力はさらに増したと思います。ロシア連邦の演劇にはスタニスラフスキー・システムがありますが、それも学んでいると思いました。
本当に精神的に強いし、賢い選手だと思います。

ペアは、優勝するだろうと思ったペアがまさかの2位でした。

男子もミハイル・コリャダ選手が足を痛めたのか、まさかの表彰台を逃すという展開でした。しかし、ドミートリー・アリエフ選手って、こんなにきれいに滑る人だと初めて認識しました。男子は、レベルが低くて、あまり真剣に全選手を見たことがなかったので、今回やっと気づきました。

そして、良かったのが、表彰式です。パンデミック前と同じように、完全に戻っています。
メダルを首にかけてもらって、話もして、花束も渡してもらっています。もちろん、握手やハグもしています。
今シーズンは、国際大会を一切見ていませんが、国際大会なら、まだ、メダルを自分でかけて、花も自分でとって、マスクもしてという状態だったと思うので、国内大会でよかったと思います。
さらに、ロシア国歌も流れるし、国旗を持っての応援もできるのが一番嬉しいです。
国際大会に出て嫌がらせを受けるのなら、国内大会で滑る方が居心地がいいだろうなあと、見ていて思いました。

また、日本ではグランプリシリーズは地上波で放送されず、全部有料のネット配信になったと知りました。もちろん、私は、お金を払ってまで、グランプリシリーズを見ようと思いません。
ロシア連邦は、無料でネット配信をしているし、ライブで見られなくてもビデオで見ることもできます。また、編集し、テレビでも放送しています。
国土が広いため会場で見ることができる人は限られるため、パンデミック以前からいろんなものの無料でのネット配信がすすんでいました。こういうやり方で、ファンが増え、競技のレベルが上がりといい方法だと思います。
日本で地上波の放送がなくなり、有料になったら、私のように見ない人もいるだろうし、注目されなければ、だんだん競技の人気も下がり、伊藤みどり選手が引退し、浅田真央選手が出てくるまでのあの期間のようになるのかなと思っています。

ロシア連邦は国際大会に出られませんが、燃油サーチャージが高くて、航空券が高くなっている現在は、ある意味、国内大会で節約できるのではないかと思いました。
ロシア連邦の国内大会といっても、国土が広いので、飛行機や鉄道での移動になり、場所によっては時差もあるから、それなりの移動になります。

そして、ロシア連邦の国内大会だと、滑る人がみんなロシア選手で、見栄えがいいので、そういう意味でもロシア連邦国内大会を見られるだけで、私は十分です。

第2戦もジュニア大会は、水曜日から始まります。シニア大会は、土日です。

10月29日(土)

13:30(日本時間19:30) リズムダンス

14:30(日本時間20:30) 女子

16:15(日本時間22:15) ペア

17:30(日本時間23:30) 男子


10月30日(日)

13:00(日本時間19:00) リズムダンス

14:15(日本時間20:15) 女子

16:15(日本時間22:15) ペア

17:30(日本時間23:30) 男子

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