【フィギュアスケート】ロシア連邦グランプリシリーズ第3戦

ロシア連邦のグランプリシリーズ第3戦は、カザンで行われます。
日本のメディアを見ていると、サマーラで行われると書いていましたが、カザンです。

第2戦について報じていた日本のメディアは、フィギュアスケートのことも知らないし、間違いだらけの記事でうんざりしました。

エテリコーチの所の選手が4回転を跳ぶと、まるでエテリコーチを目の敵にしている報道は数年前からありましたが、今回、エテリコーチの所でない選手も4回転を決め、2位になりました。
トゥルソワは今は、エテリのコーチの所じゃないから、「あっ、トゥルソワのことでしょ」と思う人もいるかもしれませんが、トゥルソワではありません。トゥルソワが移籍した先のコーチの教え子もきれいに4回転を決めました。
ロシア連邦では、エテリチームだけでなく、他の選手も4回転を跳ぶようになっています。
4回転がなくても、見ていて楽しくなるスケートを滑る選手もいたし、表彰台に乗っていない人でも、200点越えです。

一方、トゥルソワ選手は、背中の状態が悪いんだろうなあと思いました。テストスケートの時もショートは滑ったけれども、フリーは滑りませんでした。
今回、冒頭の4回で転倒した後、気持ちが切れたなあと感じました。失敗しても気持ちがこもっている演技はいいなと思いますが、気持ちがこもっていない演技は、一気にしらけます。1週間前のモスクワ大会の時も彼氏と一緒に、メガスポルトに来て、スケートを観戦していました。
今までも、モスクワでフィギュアスケートの大会が開催されることがありましたが、現役の選手がシーズン中に試合を見に来ているというのは、あまり見かけなかったので、「練習しなくていいの？」と思いました。ロシア連邦のメディアもいろいろ批評していました。
プルシェンココーチの所に移籍したときは応援し、エテリコーチの所に戻った時も、4回転の成功を見たかったから応援しましたが、今回の移籍は、彼氏と一緒に練習したかったのがみえみえで、一気に応援する気がなくなってしまいました。

男子は、やはりレベルが低いのですが、マルク・コンドゥラチュク選手は、ヨーロッパ選手権優勝から、オリンピックと急に伸びてきました。
そして、今回、ショートでは、100点を超えてきました。

第3戦もペルヴィー・カナルのサイトでライブ中継します。

Гран-при России по фигурному катанию 2022. Первый канал

水曜日からジュニアが始まりますが、土日のシニアの時間だけ書きます。

11月5日（土）　ショートプログラム
13:25 （日本時間　19：25）　リズムダンス
15:00 （日本時間　21：00）　女子
16:45 （日本時間　22：45）　ペア
17:35 （日本時間　23：35）　男子

11月6日（日）　フリープログラム
12:55 （日本時間　18：55）　リズムダンス
14:30 （日本時間　20：30）　女子
16:30 （日本時間　22：30）　ペア
17:25 （日本時間　23：25）　男子

【11月1日の過去記事】