手作り手帳

父の会社の手帳

高校生から大学在学中と就職してから少しまでは、父の会社で支給される会社のロゴ入りの手帳を使っていた。
父用に配られるのだが、父は手帳を全く使わない人だったため、私がそれをもらっていた。
なぜなら、この会社の手帳は、時間軸があり、予定を書きこみやすかったからだ。

夢をかなえる人の手帳

いつだったか忘れたが、手帳を支給されなくなり、それで、私は本屋さんで手帳探しを始めた。
東京の本屋さんは、本当にたくさんの手帳があり、どれにしようか迷う。
いろいろ見ているうちに、「書いたことが叶う手帳」というようなものを見つけた。
手帳に書くと夢が叶うというキャッチフレーズで売られている。
本当?と数年信じられなかった。
それでも、やはり気になる。
2006年だったか、2007年だったか、そのくらいの時に、藤沢優月さんの「夢をかなえる人の手帳」というものを買った。
初めて買った年が、2006年だったか、2007年だったか、はっきりと覚えていないのだが、時間軸があるのは、父の手帳と似ていたから使っていた。さらに、毎月初めにメッセージがあり、その月に取り組むことが書かれているのも良かった。
藤沢優月さんの他の本も読んで、手帳に取り入れるくらいだった。
それで、2018年の手帳まで、「夢をかなえる人の手帳」というものを使った。

ジブン手帳

ところが、2018年のある日、ネットで「ジブン手帳」というものを知ってしまった。
どんな手帳か気になるから、一時帰国したときに、実際に手に取って買った。

2018年は、「夢をかなえる人の手帳」を途中まで使って、その後、「ジブン手帳」を使った。
「ジブン手帳」も時間軸があるのだが、24時間の時間軸になっているところが気に入った。さらに、日の出、日の入り時刻も書いてあるため、私はモスクワの日の出日の入り時刻を書きこみ、日本との違いを毎日見ていた。
この「ジブン手帳」は紙質にもかなり凝っていて書きやすいのも特徴。さらに、ライフという今までの人生のことを書きこめるものも分冊であったのも特徴的。

そんなわけで、2019年は、「夢をかなえる人の手帳」を買わずに「ジブン手帳」を購入した。

2020年の手帳

2020年ももちろん「ジブン手帳」にしようと思った。しかし、ロシア連邦の生活費から考えると、「ジブン手帳」は高すぎると思った。

それなら、ロシア連邦の手帳を買おうと思ったが、ロシア連邦の手帳の気に入らないのところは、土日のスペースが平日の半分になること。

ロシア連邦の手帳ではなくノートに自分で好きなように枠を書いて手帳を自分で作ろうと思った。
そうすれば、かなり安くできる。
それで、2020年は、なんとなく、自分の手書きで手帳を書いていたのだが、最近、「バレットジャーナル」というものを知った。
ネットで見つけるバレットジャーナルは、かわいいイラストなどもあって、すごくきれい。私のは、イラストはないが、手書きで書いているところは同じということで、知らぬうちに「バレットジャーナル」もどきをしていたと気づいた。

2021年の手帳

これは、もちろん、手作りにする。

近所の学校用品のお店で、A4サイズのノートを買ってきた。ロシア連邦は、9月が入学式なので、8月下旬ごろにノートを買いに行くと、品数が豊富にある。
今年はコロナで、混雑しているときに行きたくないと思い、9月中旬に行ったら、すでにいろいろ品切れで残り物しかなかった。それで、80枚のノートで紙質を確認して買った。

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そのまま1年使うと、表紙が弱いため、ノートカバーを付けた。本当は別のノートカバーにしたかったが、出遅れたため品切れ。昨年サイズを間違って購入し、使う機会がなかったノートカバーがなんとか使えた。

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MONOCOLARの文字を消すために、マスキングテープで少し装飾。

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このマスキングテープは、聖ワシリー寺院、救世主キリスト大聖堂、クレムリン、グム百貨店、国立歴史博物館とモスクワの風景なので、気に入っている。
本当は、もっといろんなマスキングテープを貼って、装飾する予定だったが、あまり気分がのらず、現在は、まだこの装飾しかない。今後、気分が変わったら、付け足すかもしれない。

ノートは5㎜方眼。

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なぜ、手帳なのにA4サイズなの?大きすぎでしょと思った人がいると思うので、理由の説明を。

私は、手帳を持ち歩くことはないので、家で広げる分には、大きさはあまり関係ない。
そして、手帳でスケジュールを管理するだけでなく、朝起きた時に気分を書くための日記みたいなスペースと、2019年7月から始めた3行日記のスペースも作り、バラバラのノートに書くよりも1冊にまとめようとしたら、A4サイズになってしまったということ。
ちなみに、昨年は、A5サイズのノートを使って手帳を作った。

そして、下の写真は、マンスリー。月や曜日はロシア語で書くようにしている。祝日もロシア連邦の祝日で書いている。本当は筆記体で書きたかったのだが、まだ筆記体を途中の文字までしかマスターしていないため、2021年は筆記体にできなかった。2022年は、筆記体になれば、それはそれでロシア語の進歩も分かる。

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これは、ウィークリー。上の方にスケジュールを書いて、下に、日記スペース。一番下に3行日記のスペース。

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ネットでアップされているような美しいものではないけれども、自分が使いやすく、自分にとって書きたいものを書けるように手作りしている。モスクワの日の出、日の入り時刻もその都度書き足す予定。
藤沢優月さんの手帳で出てきたワークも取り入れられるように、そういうページも作ってある。

一度手作りをしてしまったら、市販されている手帳に戻れなくなった。日本にいて、忙しい日々を送っていたら、市販のを使っていたと思うが、今は、日本にいないし、時間はあるので、手作りをしている。

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