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【世界遺産検定マイスター】大問1語句説明対策①

おはようございます、チェ・ブンブンです。

世界遺産検定マイスター大問1の語句説明対策記事となります。

大問1では「登録基準(ⅲ)」や「真正性」などといった語句について簡潔に説明する必要があります。大体50字程度で説明できるように事前に用語集を作ることが鍵となります。そこで、今回はこの記事にて語句説明をひたすら書いていきます。

■登録基準

・登録基準(ⅰ):人類の創造的資質や人間の才能を示す遺産である。文化遺産の多くがこの基準を満たしている。

・登録基準(ⅱ):文化の価値観の相互交流を示す遺産である。現在は、異文化及び同一文化圏内の文化相互交流を重視している。

・登録基準(ⅲ):文化的伝統や文明に関する証拠を示す遺産である。人類の化石遺跡などもこの基準に含まれる。

・登録基準(ⅳ):建築様式や建築技術、科学技術の発展段階を示す遺産である。代表的な段階が重視される。

・登録基準(ⅴ):独自の伝統的集落や、人類と環境の交流を示す遺産である。農業景観や文化的景観が特徴の遺産も含まれる。

・登録基準(ⅵ):人類の歴史上の出来事や伝統、宗教などと強く結びつく遺産である。他の基準と併せての適用が望ましい。

・登録基準(ⅶ):自然美や景観美、独特な自然現象を示す遺産である。自然遺産の多くがこの登録基準を満たしている。

・登録基準(ⅷ):地球の歴史の主要段階を示す遺産である。地層や地形の他に恐竜や古代生物の化石遺産にも認められている。

・登録基準(ⅸ):動植物の進化や発展の過程、独自の生態系を示す遺産である。現在進行中の生態学・生物学の代表例も含む。

・登録基準(ⅹ):絶滅危惧種の生息域である生物多様性を示す遺産。危機遺産リストの自然遺産の多くで認可されている。

■世界遺産委員会関連

・世界遺産センター(世界遺産委員会事務局):パリのユネスコ本部に常設された世界遺産委員会補佐組織。世界遺産リストへの登録推薦書の受理等を行う。

・世界遺産基金:世界遺産委員会が決定する目的のみに使用できる信託基金。締約国は2年に1度拠出金を支払う必要がある。

・世界遺産委員会諮問機関:専門分野について世界遺産条約履行に関する助言を行う機関。世界遺産の保全状況の監視などを行う。

・ICCROM:イタリア・ローマに置く政府間機関。不動産や動産の文化遺産の保全強化や専門家の養成を行なっている。

・ICCOMOS:ヴェネツィア憲章をもとにフランス・パリに設立されたNGO。建築遺産等の保全や技術推進を行う。

・IUCN:スイス・グランに本部を置く世界的組織。自然保全の他に文化的景観の自然の価値対する助言を行う。

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