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最寄りのローソン

最寄りのローソンのお店の人とはたまに少し喋ったりする事があるけど、まぁコンビニ経営自体がそもそもあんまりどういうものかわからないながらに店の人曰くやはり経営難というか大変らしくて、アジア圏から訪れているであろう方々の昼間のバイトとしての労働者が近年多く見られる。
無論人件費やコストの問題らしい。

「クレームも多いですよ、電子レンジの時間間違えちゃったり」と深夜に働いてる人が笑いながら仕方のない事だと話してたけど、実際に自分が海外で少しの間、末端の労働力として街で働きながら少し暮らしたときには、言葉の壁や様々なものが「働く」ってことでより困難に感じたし、日本の言語は難しいだろうとも思う。
コンビニもコンビニで色んな決済手段や対応するもの、サービスの多様化で日本人目線で見ててもやることや覚えなきゃならないことはかなり多そうだ。

綺麗事では片付かない。
そりゃそうだとは思う、さまざまな事情が自分の想像では及ばないくらいそこに有るはずだ。
けど自分がそんな最寄りのローソンですらぼけーっと思ってしまうのが、そのアジア圏からだったりこの地を訪れて暮らしに来た「渡航者」達のことだ。
日本の中でもいろんな街がある中、わざわざこの街へやってきたんだし、せっかくだから何かひとつでも楽しい思い出があった話として持ち帰って欲しい、そんな気持ちもある。
なによりいざ行動にするのが難しいものだと感じるけど、どこかで親身になってあげたい、そんな気持ちでいつもレジに並んでしまう。

実際に海外で働いたときには、滅入りそうになってたりする中で現地の人に小さな声で「頑張ってな」なんて言われることでどれだけ気持ちを救われたことか。


「コンビニエンス」とは「便利」などと訳せる言葉なので読んで字の如くコンビニエンスストアは時代と共にこんなにも便利になったのだ、と単に言うべきなのか。色々と悶々想うことが増えちゃうな。

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