オリンピックを終えて、、、

開催前にあれだけ揉めたオリンピックだが、開催されるとあっという間に終わった、というのが率直な感想だ。あと、どの会場も大きな問題なく終了したな、とも思う。(まぁ小さな問題は各会場多発したとは思うが)

現場では外国人対応関係が一番手を焼いたように思われる。大まかに言うとこのエリアで見るなり、仕事してね、との決まりを外国人は守らない。あとコーチ陣や同国の選手もそれに加えて大声出すといった有様だった。柔道や水泳などは顕著だったのではなかったか。

無観客でスタンドはガラガラだからいいじゃないか?という考えは非常に分かる。現場運営でもそこは意見が分かれるところだ。筆者もある程度の寛容さを以って対応すれば良いと思うが、そこは公務員中心の組織の本領発揮。
とにかくルールは守らなければ、大作戦が開始される(笑 
ま、各競技を見るに各会場でその温度感は違うと思われた。

その他オモロい話として、ボランティア(以下、ボラ)の行動がある。ボラと言っても多種多様。某トラックを使う競技でゴールテープを持つ仕事のボラが携帯で動画を撮っていた、という話もあったw 
特筆すべきは中国人だ。言語対応のボラは競技会場内が活動エリアで試合を見やすいポジションだ。その言語対応係の中国人ボラが自分の会場で試合が見れると分かると同会場および他会場の中国人ボラを呼んで(SNSで呼びかけ)自国選手を応援しようとしていた。
なんと素晴らしい愛国者たるや。。。(爆
※それは未遂に終わりました。

始まってみれば、国内で批判の声も小さくなったように思うし、有観客でやれば良かったとの声もあった。
開催前のスッタモンダで皆忘れているが、オリンピックは世界最大のイベントであり、自国開催となると殆どの人が生きている内にもう一度見ることができないほど貴重な経験だということ。
コロナの影響で無観客は開催前の判断としては妥当であったが、今の感染拡大を見るにオリンピックは関係ないことが分かった。現場スタッフでクラスターによる感染爆発はどの会場からも聞いていない。
結果論かも知れないが、感染リスクはあるものの、オリンピックを会場で見たいという人は観戦させてもいいんじゃないかと個人的に思ってしまう。

アスリートのみならず、人が真剣に打ち込む姿は見る側の心を少なからず動かすはずだから。

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