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スポーツの規模とお金のイメージ

プロのサッカークラブに必要な予算規模を考える時のベースとして
選手25人×1000万円→2.5億円
選手25人×2000万円→5億円
選手人件費だけでこれだけキャッシュが必要って数字がパッと思い浮かぶ

次にこの人件費に必要な金額を稼ぐにはどれだけのお客さんを集めると達成できるのかって事を考えてみる

1.5万人×1000円→1500万円
1500万円×ホームゲーム数がチケット売上に
仮に20試合開催として3億円の売上
1.5万人キャパのスタジアムで平均チケット単価1,000円で100%埋めて選手人件費まかなうのにギリギリな感じ
平均チケット単価2000円まで伸ばすと1試合辺りの売上が3,000万円になり20試合で6億となる
1.5万人入るスタジアムで毎試合満員にしかも平均単価2,000円でチケット売り切って平均年俸2000万円の選手人件費が賄えるかもな感覚
ちなみに2.5万人入れれば1試合5千万円の売上で20試合開催で10億の売上。
プロスポーツクラブがゲーム主催元として単体で考えるとこれぐらいチケット収入目指さな維持するのシンドいよなーな感じになる。
この売上+スポンサーセールスや放映権料やその他ライツ利用料、マーチャンダイズなどで強化部やバックオフィス、地域貢献に関わるコストなど賄う感じ。

一方施設系のお金の規模感
だいたい新設スタジアムの予算200億程度が最低ラインな話がよく聞こえてくる
200億の建設費を賄うには施設利用料どれぐらい必要なのか
1.5万人×1000円で1,500万円は先程と同じ
年間20試合で3億カバーできる計算になる
200億を3億で割ると66〜67年必要になる数字になってしまう。これでは流石に耐久性等の問題ふくめてアレやろうってなるかな。
では2000円で20試合or1000円で40試合の稼働と考えると6億円になり33〜34年で建設費用に到達出来るようになる。目標設定するとなるとこのあたりがボーダーかな
因みに
建設費200億として考えると
会場使用料を1回1500万円とすると
200億÷1500万円→1334イベント必要
1334÷20回→約67年
1334÷40回→約34年
1334÷50回→約27年
かかる。

会場使用料を1回3000万円とすると
200億÷3000万円→667イベント必要
666÷20回→約34年
667÷40回→約17年
667÷50回→約14年
かかることになる

200億円規模1.5万人収容のサッカー専用スタジアム用意するとなると、年20試合稼働で1試合あたり3000万円位主催元が使用料負担して初めて33〜34年で建設費分賄える計算になる。
これが週1稼働の50イベント満員御礼で開催出来ると1イベントあたり1200万円位まで負担を下られるという事になるんやな
そうなると今度は芝生問題も出て来てアレやねんけど、サッカー専スタでサッカー開催だけで賄おうとすると一回の使用料1500万円だと毎試合満員で30年は2チームで回していく勢いや計画が必要になってくるんやな
男子2チームや男女各1チームで満員御礼で回していく覚悟があって初めてその他の空いてる日にunderの大会や地域の人の利用を低価格で提供出来る計算が考えられるようになる。

ではアリーナ系だとどーなるか
アリーナ系1万人キャパで200億程度の予算であと防災対応含めて大きく膨れ上がる話はよく目にする
基本200億規模で考えてみる
1万人×1000円で1000万円
1万人×2000円で2000万円
200億÷1000万円→2000イベント
200億÷2000万円→1000イベント

会場使用料1000万円で2000イベント開催すれば建設費はクリアできる
週1開催で年52イベント開催可能→約40年
週2開催で年約104回イベント開催可能→約20年
週3開催で年156回イベント開催可能→約13年
週末2日はスポーツで1万人満員御礼目指し、週中日にはエンタメ興行で1万人満員御礼目指して営業すると20年間かからずに建設コストはクリアできるちゅーことに机上ではなってくる。
また、これスポーツは年半分26week使用で残り半分は、エンタメ方面にに1週3000万円でアリーナツアー用のテクリハ、ゲネやプレビュー、本番環境での組み上げ最終チェックの場として貸出すもアレやなってなる。かも

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