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スポーツ&エンタメ施設への投資を説得する為の屁理屈

人口が100万人前後のエリアで新しいスポーツ施設やエンタメ施設が必要である。となった時100.億、200億って建設予算が高すぎる!無駄遣いだ!その予算をもっと必要な所にまわせ的な反対意見が出て来て潰される事が沢山ある。
しかし100億、200億って予算、100万人居住している行政エリアでそこまで大きな負担なのか?って方向から個人に与える負担としてはそこまで大変な負担ちゃうでって屁理屈を考えて見たいと思う。
※因みに高速道路は1km作るのに約50億位かかるらしい

100万人に対しての100億の負担って一人当たりで割ると1万円って額。
100万人が1人1万円負担すれば100億の施設が2万円負担すれば200億の施設が建設できる。

サッカー専スタ事例
※埼玉スタジアム・収容人数63,700人・建設コスト356億円
※ノエビアスタジアム神戸・収容人数28,425・建設コス230億
※パナソニックスタジアム吹田・収容人数39694・建設コスト140億円
アリーナ建設費概算
http://www.japansc.com/business/qanda.html#:~:text=35%E5%84%84%E5%86%86%E7%A8%8B%E5%BA%A6%20G,%E6%9C%9F%E9%96%93%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%82%8C%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B%E3%80%82

1万円、2万円や10万円って額の負担が高いか安いかって価値観の問題にもなるけど、例えば1万円を12ヶ月(1年)で割ると月あたり800円から900円の負担であり、10年で割ると、一人1ヶ月辺り80〜90円の負担ってことになる。
1000億でも10年だと年額1万円で月の負担は800円から900円で施設の耐久年数を30年と考えると1ヶ月約300円と考えるとそれはそこまで大きな負担なのかって話やねん

これ建設コストだけの話でここにランニングコストの話も必要になるけど、年間のランニングコストは全額使用者負担とすれば、建設コスト以外はそもそも地域の負担にはならない話である。ただし、施設利用の営業をしっかり行って(年間150日とか、200日の稼働を目標とする)ランニングコスト分は稼ぐ認識を管理者側には強く持ってもらわないと行政予算に負担がのしかかって批判されるのは間違いない。けどこれ、金額の問題というよりも施設管理者の姿勢の問題でちゃんとした商売人が経営に加わって役人の天下り先団体になることを避けれるかちゅう話でしかないかなと。

また、スポーツやエンタメ方面での施設利用者に会場使用料をきっちり払ってもらうようになれば建設コストや維持ランニングコストも実際には地域住民負担も軽くなる。

例えば100億、1万人収容の施設で考えると
観客の工業時の施設利用負担1,000円で設定すれば1回あたりの興行で1,000万円の使用料が施設に入る計算が成り立つ。
例えばサッカープロリーグのホー厶ゲーム会場となると1万人×1,000円で1,000万円。1,000万円×20回の使用で2億円が施設利用料としての収入になる。10年で20億が施設の売上に。残り80億が地域の負担になる。80億÷100万人で1人8,000円の負担。これを10年で割ると年間800円の負担って事になる。
しかもスタジアムやアリーナ建設には国の施策で補助があったり、また防災系避難場所等の機能も含めるとその分別の予算もあてがわれたりということもあり建設費の100億まるまる地域住民が直接負担しなければならないわけでもなかったりする。防災機能等無しの素のスタジアムやアリーナだけで考えてみても、現実ではそこまで無理、無駄、無謀な金額の話ではないという説明ができるんじゃないかなと。思うのですがどうでそょうか?
あとは用地のはなしと地面掘ってなんかでてこないかどうか、そこの問題が奈良の場合は絶えずついてまわるのが問題といえば問題である。


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