2022年8月の記事一覧
『夜と霧』のあらすじ・感想とV・E・フランクルが一番伝えたいことを名言付きでレビューった【ナチス憎さに人種差別加害者に堕ちるのは新しいナチズムであって勝利ではない】
私さ、フランクルが夜と霧で一番言いたかったことって…ひたすら195-196Pのたった2Pの部分だと思うんだよね。(最後に添付あり)
その2P読んでも解るように、またフランクルのほかの著作を読んでも解るように、フランクルって、『ナチスなら悪い』とか、『ユダヤ人なら善人』とかそういう話は一切していないんだよね。むしろその正反対といってもいい話をしている。
あ、いま
(は?え?フランクルは『ナチス
夜と霧 とその名言に虐待からの復活と人生を学ぶ
~副題:被虐待者の話なのにフランクルの話だけは極めて格調高く格好いいのはなぜか?『公正世界仮説』を乗り越える方法を教える書~
ややキツい内容の本ではあるけど、夏に、8月15日に、終戦記念日にでも、どうかな。ぜひ。
とはいっても、他の強制収容所の本と比べると、これ、奇跡的に爽やかな本だよ。
フランクル以外の、ふつうの強制収容所の手記を読むのと、フランクルの夜と霧を読むのとでは、全く読後感が違う
水木しげるの戦争漫画の一番のおすすめ最高傑作は『総員玉砕せよ』よりもこれなんです『敗走記』
戦争の本をただ1冊、いや、1ストーリーだけ挙げるというなら、この「敗走記」内の「敗走記」だと私は思う。
私、マヨコンヌは、水木しげるの大ファンなのですが、独特のひょうきんな人を食った雰囲気の『エッセイ』が大好きなんであって、あと『精緻な妖怪画』なども好きですが、
実は、水木しげるの『戦争漫画』だけは、あんまり好きではありません。
(あまりにもきついんで・・・)
とはいえ、しかし。しかし。しか