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キン○マを振り乱した夏

今年の夏も暑かったですね。といっても札幌は快適でした。
7月に上京した際には、初めて寒暖差で体調を崩しました。あの衣笠の次に鉄人と言われたコトラがですよ。湯上がり卵肌と言われたコトラがですよ。若い頃は、過酷な労働で倒れられる人間が羨ましい時期もありました。20歳から40歳くらいまでは徹夜が日常だったので、辛い時もありましたが、仕事の楽しさもあるせいか、体がアラートを出してくれないんですよね。今思えば睡眠も大事な仕事だと思いますが、若い頃で、あの特殊な生活環境だからこそ確実に得たものもあると感じます。でも、おすすめはできないですね。

そんな鉄人コトラでも耐え切れない東京の夏。昨年から札幌に住んでみて、25年住んでいた東京を客観的に見ると、「ものすごくうるさくて、ありえないほど暑い。あとクサい。」ここ5年ほどは、ほんと暑いですものね。夏休みの公園では子どもたちの姿を見ることもない。まるでエアコンの室外機の風をあびているようなムワッとした暑さ。実際に室外機の暑さもあるでしょう。そして今までBGMくらいにしか思っていなかった街の喧騒がノイズに聞こえるようになってしまった。クサいのは元々なので良いのですが。夏の目黒川のニオイはそろそろ何とかした方が良いかと思います。あ、男性の体臭の話ではないです。街のニオイです。やばい炎上するかも・・・注目されちゃうかも。怖い!ちょっとドキドキしちゃう!

札幌に戻って新千歳空港に降りた時、本当に札幌天国やん!って感じました。・・・まじで某アナウンサーの発言と被ってきてるな。東京のニオイも暑さとの関係があるかとは思います。東京の夜道でのゴキブリ遭遇率もこの数年でめちゃくちゃ増えましたし。東京も観光大国なので、何か対策を打ってほしいですね。アパマンみたいに消臭剤を撒くとか。あ、それは札幌か。例の現場は、うちの近くらしく、ロイヤルホストがその時に大爆発したらしい。ナニゴトも限度を超えると大爆発するようです。

札幌は札幌で、雨が突然降ったり、夏は湿度が高かったりもあります。ただ平野なので、風も気持ちよく、体に異変が出るほどの暑さはないので、快適です。札幌の人いわく、それでも暑くなったらしいですけど。お盆過ぎたら急に涼しくなるので、そこは要注意です。私のようなおじさんは気温の変化弱くなってきているので・・。もう、秋の気配もうっすら感じられるくらいです。そして、冬・・・。雪が怖い!あとヒグマ!

ということで、枕が長くなりましたが、本題です。夏の1コマ。


キンタ○を見せつけつつも、恥じらいから顔を覆うヤンデレなヒグマ

今年のお盆休みは、家族で登別のヒグマ牧場にいきました。牧場と言い切られると、ヒグマは家畜なのか気にあるところですが、どちらかというと動物園ですね。山の上にあるので、涼しいのですが、それでも日差しが出ると暑い。ヒグマもだらだら寝ています。キ○タマ振り乱して寝ています。上杉達也ならこう言うでしょう。「きれいなキンタ○してるだろ。ウソみたいだろ。死んでるんだぜ。」しかし、死んではいないのです。死んだように寝ているのです。暑さでほとんどのヒグマは、口を開けてぼーっとしていました。治安の悪い国の地下の部屋にいるような、人生を捨てた人たちは、こんな感じなんだろうなと思いながら見ていました。夏って人を狂わせる!
ふと思い出しましたが、昔付き合っていた彼女が、パンダを見たい!というので、上野動物園に行きました。パンダ見たさに長蛇の列に並び、そこそこの待ち時間を耐えたあと、ようやく会えたパンダが、体毛も薄汚れてて、口を開けてヨダレを垂らして、笹を持ったまま茫然と座っているパンダでした。その後の元カノの非常に残念そうな表情が忘れられません。たぶん私が死ぬ時の走馬灯に出てくるんだろうな・・・。ちなみに、ヒグマはそこまでではなかったです。パンダのような白黒の甘えん坊ではありません。硬派です。うちの子供も楽しそうで良かった。私は、いつか戦うことは避けられないであろうヒグマとの対決をシミュレートしていましたが、全敗でした。最終的に私は核爆弾を使用しようとしましたが、それでもヒグマに勝つことはできませんでした。第二次大戦にヒグマがいれば、結果は変わったことでしょう。そして、私の人生の最後は、ブラッド・ピット主演映画「レジェンド・オブ・フォール」のラストシーンのように、ナレーションバックで、熊にブンブン振り回されながら死ぬことになるのでしょう。そんなラストも悪くないかな。

そんなことで、暑い夏の1コマでした。ここ最近の暑さは、人間にとったら異常気象なのかもしれませんが、地球にとっては、ちょっと最近熱っぽいかな?って感じでしょうね。人間の人生って短いね。楽しく生きよかな。
キンタマ○を振り乱した夏でした。

#夏の1コマ