ChatGPTで時短パワーポイント資料作成術&クラウドワーカーさんも使ったらいいのにと思った話(ChatGPT部, 大城)
こんにちは、ChatGPT部、部長の大城です。GWも終わってしまいましたが、福岡は昨日の大雨と打って変わってとてもいい天気です。
私は本業の方ではデータサイエンスやDX組織の立ち上げ支援をしているのですが、そのセミナー資料作成の際の一幕でChatGPTとパワーポイントのデザイン機能を使えばで講義資料の作成が効率化できそうだな、と思いましたのでそのメモと所感、あと働き方に関しての小言(提言)になります。
スライドbefore->after
百聞は一見に如かず、ということで、見ていただきたいと思います。
まずはざっと話したいことをまとめたスライドを作りました。
(ちなみにテーマはデータサイエンティストに必要な「ビジネス力」です)
文字ばっかりですね。まぁ紙に印刷するのであれば無くはないかもですが、ちょっと文字数が多すぎる気がします。(私の書くnote全般もですが、ご覧の通り、基本的に頭の中のものをdump&構造化して書くスタイルなんですよね。逆に引き算・要約が苦手・・)
ということでChatGPTとパワポで3つのキーフレーズにまとめたのがこちら(所要時間5分)
いかがでしょうか。あとは先ほどのオリジナルをトークスクリプト的に裏で使えば、普通に使えそうなレベルかと思います。
( 若干、同じことを言っている気もするのでその辺は後で微修正。文字書くのはともかく、枠作ったりレイアウト調整するのが何気に手間なんですよね・・ )
やり方 (ChatGPT & パワーポイントのデザイン機能)
今回は最初のドラフト原稿がある前提で、ChatGPT-4に以下のように投げかけました。3つのキーメッセージにして下さい、という指示ですね。
その回答結果はこちら
で、こちらをパワーポイントに第一段落、第二段落のレベルを改行で分けて突っ込んで
右上のデザイナー機能を押すと、ビジュアルをいい感じにしてくれます。
(今回はちょっと違うデザインを選択)
5分で簡単ですね。(ちなみに、大半はChatGPT-4の回答待ち時間)
そもそもなぜこの記事を書こうと思ったか:クラウドワーカーこそChatGPTを使うべきでは(本題)
ちなみに、ここまでであれば「時短術!便利!」なのですが、私がこの記事を書こうと思った本当の理由はこちらのスライドを外部のクラウドワーカーさんにお任せしようとしたところ、「専門性のある原稿なので難しい」という理由でNGだった、ということなんですよね。(※ 記事のため多少のフェイクは入れてます)
もちろん何をどうしたいのかの指示書があれば作れます、という感じだったのですが、それだと資料作成のスピード上がんないですし、だったら自分でやるかなぁと。
(文字数多いんで、よしなにサマってください、がやりたいけど無理という話ですね。1枚ならともかく、あと50スライドくらいあるので可能ならアウトソースしたいのですが・・)
個人的にはChatGPT使えば別に難しくないんだけどなぁ・・と感じた次第です。
所感:ChatGPTは楽にポテンシャルを引き上げられる魔法のツールなのでは?
ちなみにこの話を社内の他のメンバーともしてみたのですが、彼は「お医者さんとの会話にて、専門外の医療系のドメインの話が来たとしても、その内容をChatGPTにinput/outputして、その上で先生方の要望に合っているかを確認して運用している」、という話をしていて、いやこれが未来の働き方だよなぁと関心した次第です。
(どのドメインでも会話が通じるって凄くないですか・・?)
最近はAIに仕事奪われる!という話もちょくちょく聞こえてきますが、技術革新のタイミングにおいてはいつもそうですし、まだ誰も仕事の型を作る前の段階ですので「やった事がない事でもちょっとチャレンジしてみるかどうか」という好奇心がかなり今後は個人としても大事になってくるのではと思っています。
今回は一例としてクラウドワーカーさんを挙げさせていただきましたが、ChatGPTの使い方さえ知っていれば同じようなタスクも楽々こなせますし、なんなら日本語以外の言語でなくても同じことはできますので、ChatGPTは上手く使いこなせば「誰でも楽に提供価値のポテンシャルを引き上げられる魔法のツールなのでは」と感じた一幕でした。
それでは皆さんもどうぞ良いChatGPTライフを・・! (大城)