小2の思い出

未だにもやもやしてる思い出。

小学2年生、私は本当に友達が少なかった。
どういう繋がりでその子と友達になったのかは分からないんだけど、一時期だけよく関わっていた子がいた。

一緒に学校の校門が開く前に登校したり
放課後もよく遊んでいた。

ただ、私はその子が苦手だった。
単純にいじめられてたからだっだんだけど。

色々されたし言われたような気がするが、あまり私自身覚えておらず、アイスを買わされたり嫌がってるのにズボンを半分脱がされた記憶は残っている。
そんなことされてるなんて親には言えなかった。

ある日、近くの大型スーパーにその子と遊びに行った。
シナモンの可愛いノートが売っていた。
その子から「他の子と交換ノートするからこれ買って」と言われた。
お金がないと話すと、「お母さんかおばあちゃんに買ってもらえばいいじゃん、私と交換ノートするから買ってって言えばいいんだよ」と言われた。
ものすごくモヤモヤした気持ちになったけど、反抗するのが怖かった私は、後日おばあちゃんにそのノートを買ってもらった。
おばあちゃんが何でも私に買い与えるのをよく思っていなかった母親に、そのノートが見つかった。
どうしてそのノートをねだったのか問い詰められた時、私は正直に話した。

これがきっかけで、その子は後日お母さんと私の家に謝りに来た。学校にもその話がいった。
その子からも直接謝られて、「明日一緒に学校に行こう」と言われた。
私は素直に謝ってくれたのが嬉しくて、これで普通に遊べるんだと思って、喜んで「いいよ」と返したのを覚えてる。

しかし、家でその話をしたとき家族全員から反対された。
仲直りしたのにな、約束したのになと思ったけど、お父さんやお母さんの言うことにも一理あるような気がして
結局私はその子との約束を破った。

次の日、お兄ちゃんとお兄ちゃんの友達と、家の近い同じクラスの友達とみんなで登校した。
こんなに楽しい登校は久しぶりだった。

そして学校についてその子から
「どうして来なかったの?」と言われた。

なんて返したか覚えてないけど「もういい」と言われて、その子とは疎遠になった。

もちろん嫌なことはいっぱいされたけど、その子のことが心の底から嫌いな訳ではなくて
素直に謝ってくれたのが嬉しかったのに
私は約束を破って、その子を待ちぼうけさせたのに、私自身は楽しく登校したこと
そしてその子に素直に謝れなかったこと

小学生の頃からずっともやもやしている。
そんな思い出。

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