手塚治虫「火の鳥」の中で。(私的メモ)

手塚治虫の名作「火の鳥」の中で、
努力の結果として
名声と慢心、独善に至った主人公は、

敵視相手をうらみ、おとしいれて、
永遠の名声目前となるが、

結局はそれを達成できぬまま、
火の鳥から最期、
「貴方は二度と人間には生まれない」と云われる。

その後、
ミジンコに生まれ変わった主人公は、
魚に飲み込まれて死に、
次に、
亀に生まれ変わるが、人間に捕らえられ、ころされ、
べっ甲の櫛となった。


現代にいた誰かと似ていて、重なった。