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もやっ・・としたこと

最近、バイトを始めた。

9月下旬に新規オープンしたばかりなので、内も新しく未だ
木の香りがほんのり残っている。

店も人も新しく、ワタクシ、ここの雰囲気がとてつもなく好きで
いい場所と人に恵まれたなあと感謝している。

昨日、道を尋ねられた。
70代〜くらいの男性。
ニコニコと「〇〇はどこじゃろかいな?」(実際は別の方言で聞かれております)と近くの場所をお尋ねになった。

「〇〇でしたら・・云々」とワタクシ。

「分かり申した。ありがとうでござる。」(勿論、これも別の方言です)と
その男性。

笑顔でお見送りするワタクシ。

しばらくして相変わらずニコニコしながらその方が戻ってこられた。


さて、ここで問題です。

店内で、商品の並べ替えをしていたワタクシに
その方は、なんと呼びかけられたでしょう?







正解:「お母さん、教えてもらった所、よかったよ。ありがとねーー」



お、お、お、おかーーーさーーーーん!?

一瞬、思考停止しつつ「いえいえ、お気をつけて!」としか
返せないワタクシがそこにいた。

お母さん・・
おっかさん。
かーちゃん。
ママ。
Mom.(←動揺して英語)

70overの方にお母さんと言われるとは・・・
ワタクシ、その方の中で何歳設定なんでせう・・
割烹着を着てお玉をもった昭和のお母さん像が
頭をよぎる・・

笑顔で去っていくその男性の背中を呆然と見ながら
「お母さん」の言葉が何度も何度も頭の中でリフレインしていた。

そりゃあ、お姉さんなんておこがましいのは重々承知。
ですがね、お母さんは・・ちょっと・・キツイっす(泣

しかし、本当に嫌味のないすごくニコニコした方だったので
悪気は全く感じられなかった。

だからこそ、モヤっとしてしまうんだけども。

その後、自分の中で情報処理をして出た結論。

「新しい店にもっと馴染むように、もっとフレッシュさを
出していこう!」

「気持ちはフレッシュに」を心がけていたつもりだったけど、
まだまだ足りてなかったんですね。

分かったよ、ありがとね、お父さん。(本当はおじいちゃんと言いたいw










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