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ユドナリウムであそぼっ!後編

ユドナリウムではマップの飾りつけに「テーブル」「マップマスク」「地形」の3つが使える。だいたいの概要は、

・テーブル:床。(床の外の背景もテーブルに含む?)
・マップマスク:床に置く薄っぺらいシート。透過できる。
・地形:オブジェ。厚みが作れる。

といった感じ。それぞれのスペックを見ていこう。
ここから先、【タテヨコ高さの数字は0.1単位で設定できる】ということも、覚えておくと役に立つ。

1,テーブル
・床と背景にそれぞれ画像が設定できる。背景は白ぼかしと黒ぼかしがかけられる。
・実はグリッドの形を変えることができる。
「スクエア」が碁盤状、「ヘクス」が上の画像みたいな互い違いのやつ。スナップONの時、コマや地形はグリッドを基準に位置を決めるので、好きな方を選ぼう。
・ちなみにスナップOFFにするとグリッドを無視して自由に動かせるので、グリッドの形とかあんま関係なくなる。
・便宜上出してるけど、グリッドは普通に非表示にできます。安心。


2,マップマスク
・タテヨコの長さと、透明度の設定が出来る。
・地形を置くと、地形に刺したり、地形の上に乗せたりできる。
・コマはマップマスクを踏むことは出来るが、マップマスクの上には乗れない。
どういうことかというと、地形に刺したり乗せたりしたマスクの上に、キャラを立たせることはできない。(上の画像の見本ちゃんはマスクに乗るの失敗してる)


3,地形

・タテ、ヨコ、高さの設定ができる。1つを0にすると薄っぺらになる。
・壁4枚・天井に別々の画像を設定できる。壁4枚は全部同じ画像になる。
・「四角いオブジェ」しか作れない。
たとえば、彫像のような複雑な形や、球体などは作れない。
・上にもの(地形、マップマスク、コマ、共有メモ)を乗せたり、貼ったりできる。
・壁は透明にして見えなくすることもできる。
・横方向にだけ回転が出来る。

地形は真四角しか作れないということはよく覚えておきたい。
階段を作りたいとか、複雑な形が作りたいとか、そういう欲望もあるが、


なんかこういう残念な感じになるので、大人しく薄っぺらいパネル形にして使おう。

ちなみに豆知識として、「高さ0の地形」は「マップマスク」の下に来る。
どうしても地形を上にしたいときは、高さを0.1にすれば上に来る。
そのあとで厚みが邪魔なら壁を非表示にすればよい。


こちら、筆者が所用で作ったとあるシナリオの部屋を、少しだけ改造したものだ。
センスの有無はこの際気にしないこととして、ちょっと左上を見て頂きたい。

お判りいただけただろうか。星飾り、めっちゃ飛んでる。
3D配置が出来るユドナリウムならではのお部屋飾りだ。
さて、これはどうやって作るのだろうか。

というわけで新しい星飾りにご登場いただいた。説明用に光ってない素材にしてある。

脚立にできそうな適当な地形をつくる。widthとdepthは作業しやすそうな広さにして、あとはheightを変えながらいい感じの高さにする。

脚立の上に飾りを置き、いい高さと角度に調節できたら「固定する」を押す。
表面を滑らせるように動かすのが、うまく脚立に乗せるコツ。

固定さえできれば、もう脚立をどかしても落ちてこない。
これで飾り付けは完成だ。

使い方次第でいろんな事ができる。たゆたうクラゲ、いいよな。


ユドナリウムの説明wiki
https://seesaawiki.jp/trpg_tool_guide/d/Udonarium%a4%ce%bb%c8%a4%a4%ca%fd
には色々タメになることが書いてある。
読みながら試しているとだんだん覚えていけるのだが、そんな中に気になる一文が。

※マスクは地形を貫通するので、マスクに「霧」の画像を適用すれば霧がかかった渓谷等も表現できます。

霧??????

ということでなんとなくそれっぽい霧を作ってみた。

うんまあ、なるほど 霧っぽい?
作り方自体は極めてシンプルで、霧っぽい形にしたフロアタイルを少し透明度あげて、適当な地形の場所にハメて高さを調整するだけ。

ギザギザした白い画像を使えば霧っぽくなるし、青い四角い画像を使うと水面っぽくなる。
さて、これを応用してこんなものを作ってみた。

ユドナリウムではアニメーションGIFを使うことが出来る。
これを霧や水面の表現に使うと、よりライブ感のある部屋を作ることが出来るのだ。

特に自然のフィールドに出ることの多い、ソード・ワールドやアリアンロッド、ウタカゼ、りゅうたまなどのセッションでは、そう言う時に使えるGIFを1つ作っておくと、より迫力あるセッションにできるだろう。

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