元旦那(一人目)に言われた人権無視の最低な言葉とは

ねぇねぇ!!
子供産まれた直後にこんなこと言われたことある人いる??

「釣った魚に餌はやらねぇ」って

私2回離婚してるんだけど、最初の旦那にそう言われたことあるんだよ

言われた当時私は24歳、相手は33歳

学生の頃から3年付き合ってて、4年目になるときに授かり結婚

そんで産まれる直前まですんごく優しかったんだよ

なのに産まれて分娩室から病室に戻った途端にそんなセリフを耳打ちされた

ドラマでしか聞いたことないセリフだったんで、その時は全然意味わからんかったよ

退院してからその意味を理解した

60歳超えた義母が手伝いと称して来てくれたんだけど、掃除洗濯食事の世話は一切なし

年老いたババアにやらせるのかい?という一言

何しに来たの?とも思ったが、言うのは我慢した

もちろん元旦那もやらない
義母も一家の主人にやらせるのかい?とまで言うし

結局産後すぐの私がやることに

当時の洗濯機は二層式で洗濯槽と脱水槽が分かれているタイプ

全て水で洗濯してたから水を触るのは辛かった…

紙おむつだって当時そんなに普及してなかったから、家にいる時は全て布おむつ

その洗濯も全部私がやってたんだよ

食事の支度も私

ただ、食材だけは元旦那が買って来てくれていたけどほとんどお酒と自分たちが食べる分だけ

2人に言わせると私は嫁に来たからもう〇〇家の人間

〇〇家の家長の言うこと聞くのは当たり前らしい

ドラマでよくある掃除の埃が残ってると姑が嫁に小言を言うシーン

あれなんて日常茶飯事だった

はあ?と思って最初は反抗してたけど、次第に元旦那の暴力が始まった

当時私は産後明けてない時から夜の仕事に行かされてたから、顔だけは無傷だった

ご飯も家で食べさせてもらえなかった

当時の私の体重はなんと39kg
産後の肥立ちも悪かったせいもあったんだね
今よりも10kg以上痩せていたんだよ

夜の仕事中にお客さんに奢ってもらうことで何とか食を繋いでいた

一日一食食べれてたら良い方だったね

当時DVって言葉がなくて、相談する場所は警察しかなかった

でも警察は夫婦間の問題だからと取り合ってくれず、本当に事件にならないと動いてくれない

しかも最悪なことに〇〇家の親族のほとんどが警察官

若い頃に亡くなった元旦那の父と義姉たちの旦那がみんな警察官

親族の不祥事の「もみ消し」ってほんとにあるんだと思った

自分たちの親族に犯罪者が出たら昇進はないし、最悪の場合懲戒免職もあり得るらしい

だから自分たちにとって都合の悪いことはなかったことにされる

そんなわけで警察官でもある〇〇家の親族には私の味方は誰一人としていなかったんだよ

ちゃんと国民の生活を守ってくれる、素敵な警察官もいるのにね

私はその環境に恵まれなかっただけなんだよ

そして私たちの息子を人質のように扱う元旦那

「逃げるなよ、こいつがどうなってもいいのか?」
と毎日出勤前に言われ続けていた

私が暴力受けていれば息子には手を出さなかったのが幸いだった

私はこの生活を1年半我慢した

でも心も體ももう無理だったんだね

元旦那が酒を買いに外出中、気がついたら手首に包丁当ててた

目の前には「出口はない」と無意識に書いた走り書きのメモが

もうダメだと包丁を手首に切り付けようとした瞬間足元に違和感

毎日の暴力生活を見て笑うことができなくなった1歳の息子が足元にいたんだよ

一生懸命笑顔を作ろうと顔を歪めながら息子は私の足首を掴んでいたんだよ

途端に涙があふれた

この子を置いてはいけない

私は〇ぬわけにはいかない

私は闘わなくてはならない

そう思った瞬間、漆黒の闇に包まれていた脳内が眩い光に包まれて真っ白になった

すると突然電話が鳴った

私はビックリして思わず包丁を落としそうになった

恐る恐る受話器を取ってみたら、母の妹である伯母からだった

「大丈夫かい?なんかあったのかい?!」

後で聞いたが伯母はこの時ただならぬ気を感じて連絡をくれたらしい

私は泣きながら伯母に助けを求めた

「ここから抜け出したい!」と

同じ市内にいた伯母はすぐに迎えに来てくれた

夜逃げ同然のように忌まわしい出来事があった家を後にできたんだよ

でもね…
やっと平和の時を迎えられたと安心したのも束の間、すぐに私たちの居所を元旦那に見つけられてしまった

さすが警察官が親族の家庭で育っているだけはある

当時は携帯電話もPCも世に出回っていない時代

そんな時代なのに、元旦那は探偵並みに調べる能力に長けていた

その驚くべき方法をここで挙げたら今同じような境遇にいる人が困るかもしれないのでやめておくが、数日もかからずに見つかった

セキュリティ万全のオートロックの伯母のマンションを何なくクリアし、部屋の玄関まで来た元旦那

「戻らなかったら刺すぞ!」と大暴れした

怖かったけど戸を開けなければいい話だし、警察に電話し事情を話したらやっと来てくれて、元旦那をマンションの外に出してくれた

後でわかったことなんだけど、この時伯母のマンションでボヤ騒ぎがあったんだよ

原因は元旦那の放火

マンションの外壁に燃えた跡があった

コンクリートだったから大事に至らず幸いだった

そんな事件ももみ消されたっぽいんだよね

私が警察に対して懐疑的になったのはこの時からかな

この時から私は国家権力に頼らなくなった

自分で解決しようと裁判所に赴き、半年間の離婚調停を行った

しかも弁護士は雇わずに、自分でできるだけ証拠を集めて臨んだ

調停委員に逆らわず、味方につけることに成功した

闘うのは長かったけれど、離婚の判決とともに「半径2メートル以内には近づかないこと」という禁止令が元旦那に下された

元旦那は調停委員の質問に対して墓穴を掘りまくり、自ら窮地に陥ったらしい

元旦那は義母に連れられて田舎に帰ったが、その後何百kmも離れている私の実家にストーカー行為を働いていたらしい

私が実家に息子を連れて帰っているかもしれないと思ったらしい

しかもナイフを持って

それはさすがにヤバいと警察官である元旦那の親族が連れ帰ったらしいけど

その後精神病院に拘束されたって聞いた

元旦那の元同級生の人も認めていたけど、元々血の気の多い人だったから縛り付けないといけないほど暴れたのかもしれない

元ボクサーだったらしいし

それ聞いた後、よく無事でいられたなと、私は内心ゾッとした

そんな元旦那は離婚後数年してから他界したと風の噂で聞いた

当時のお悔やみ欄に載っていたから間違いないだろう

死因は、嘘をつくのが上手いから、隠れて酒を浴びるように飲んでたら肝硬変になったのが原因らしい
(本当かわからないけど)

因果応報
自業自得

昔の人はよくこの言葉を思いついたなと感心した

私や息子にしてきたことが全部元旦那に返ったんだなと思ったよ

この時にふと出た言葉はなんと
「ありがとう」

こんなこと言っちゃ不躾かもしれない

言っちゃいけなかったのかもしれない

でもこの時にやっと呪縛から解き放たれたと感じたよ

おかげで今はとっても環境に恵まれている

たくさんの人とのご縁を結んでいただいて、美味しいご飯食べれて、屋根付きの部屋でお風呂も入れて布団で寝られるなんてサイコーじゃん!!

だからこの私の環境、私の世界はもう壊したくない

「釣った魚に餌はやらない」行為は与えないだけでなくてその人から自由や意思を奪う行為でもあるんだと思う

旦那さんが奥さんに「めんどくさい」とか言ったり、冷たい態度取るようになったりしたら要注意!!

「釣った魚に餌はやらない」予備軍かもしれないからね!!

ドラマみたいな話だけど正真正銘の実話だよ

今までの人生の中で起きた、たった一小節ですからね〜

こんな面白い人生ゲームを与えてくれた地球に感謝(*´˘`*)♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?