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羅小黒戦記の映画みた感想メモ

Twitterで人々がべしょべしょになったりシャオヘイの可愛さにやられていたりフーシーの行く末に言葉を失っていたりしていたのをみて気になってみてきました。

noteにあげてる映画感想メモ、半分以上アニメ映画なせいでアニメ映画ばっかりみてるひとみたいになっててうける。間違いではない。

感想の箇条書き。後半からネタバレです。


・今年見た映画の可愛い部門圧倒的1位

・シャオヘイが噂通りに可愛い。花澤香菜の声がついてるの強すぎ。あのちいさくてまるいやつもかわいい…

・前半のフーシーかっこいい…後半はしんどい

ムゲン様を好きにならない人類、いる??(主語がでかい) 私は大好きですが…

・中途半端な鬼滅知識で言うんですけど、ムゲン様、義勇さんみがある。
表情があまり変わらないけど、真顔ですっとぼけたところがあるのと、めちゃめちゃつよいところ。そしてクールだけど優しいところ…

・ムゲン様がシャオヘイの胸元をつかんで地面に戻したあと着物の襟元をちょいちょいって直すのめちゃめちゃよい…ムゲン様の人柄の良さが滲み出ている

・戦闘シーンめちゃ動く!かっこよい

・能力に関する用語がわりとでてきて面食らったので、初見でみるなら、概念を軽く押さえておくとスッと入ってくるかもしれないと思った

・霊域とか領界とかの用語が出てきて、「呪術廻戦はじまった??」と思ってしまったし、なんなら領界は領域展開の略かと思った自分がいた(最悪)

・序盤の森の背景は平坦に色が塗ってあったイメージだったんだけど、物語が進んでいくにつれて、背景が細部まで描き込まれてどんどんリアルな感じになっていってびっくりした。あれ、意図的なのかな

・ムゲンとシャオヘイの空気感が可愛くてすき
幼くて可愛い猫とポーカーフェイスのクールな美青年の組み合わせが最高にならないわけがない…

・自然と開発という環境的なテーマの話ではあるんだけど、そこに対して立場と考え方が違う者たちの話だったので切なかった(後半で書きます)


※以下ネタバレ

居場所を無くしたシャオヘイが、
フーシーに誘われて居場所を与えられ
(まあすぐムゲン様に拉致られたが)、
ムゲン様と旅をしている時は何度も逃げようとするけど具体的な行き先は分かってなくて
最終的には館に住むのではなくてムゲン様と一緒に旅をすることを選んで、自分の意思で自分の居場所を決められるようになったのがよかった。

・最後のシーンの師匠〜〜〜って泣きながらムゲン様に抱きつくシャオヘイの可愛さの瞬間風速やばい

・フーシーの最後の場面が本当に悲しくて切なくて、あの場面だけで心を持ってかれてしまった…あの木は材木になって人間の街を作るのに使われてしまうのだろうか、それとも人間の街の中で残り続けるのだろうか

・人間が森を開発して街にしたことによって住処を奪われた妖精という環境的なメッセージを含んだ物語であるわけですが。
今の状況を受け入れて、人間に迎合し共存していこうとしているムゲンたち館の住人も、
今の状況が納得できなくて、人間を追い出して妖精たちの住んでいた元の森に戻したいと考えているフーシーたちも、
どちらの立場も間違ってないのがしんどかった。

受け入れろと言われても、どうしようもなく受け入れられないこともあるよね…自分の大切な場所であればなおさら。

フーシーは自分の目的のためにシャオヘイを傷つけたのは悪かったと思うけど、完全な悪役ではない… 受け入れられなかっただけ…
フーシーに人間を受け入れて共存しろと言うのは押しつけだし暴力のようなものだと思う。

結果的にシャオヘイはムゲン様に着いて行くことを選んだけれど、シャオヘイがフーシーに力を貸す未来を選んだとしても、その選択も間違ってはいなかったと思う。共存することを選んだ者たちと、理想のために抗うことを選んだ者たちの物語だった。

この映画ほんとうしんどい…かわいい…
年末とかに余力あったらイラスト描きたい。

今年、なんかアニメ映画ばっかりみてるけど、次はジョゼと虎と魚たちがみたいです。(また観る)

以上!


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