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家族の”推し旅”で、旅の選択が広がった話

家族旅行の行き先はどのように決めていますか?

我が家は、旅好きの私が候補先を考えて、その中で家族と相談して決める。
そんなパターンが多いです。
段々とネタ切れしちゃったり、マンネリしてしまって、悩むことも多く…

石をもとめて糸魚川へ

そんな時にふと思いついたのが、家族の推し旅。
最近子供がやけに宝石に興味があるんだよな。石が楽しめる場所ってあるかなぁと辿り着いたのが糸魚川でした。

糸魚川は、有名観光スポットがあるわけではないので、旅行先としてまっさきに候補先にはあがりづらい場所。
でも糸魚川は、石が拾える場所があり、石の採掘グッズまで販売していて、そして石の博物館があり、石好きにはたまらない場所でした。

ということで、子どもが好きな石を訪ねて糸魚川に旅したことがきっかけで、家族の推し旅で旅先を決めるようになりました。

家族の推し旅をして良かったこと


その1 新しい発見がある

家族の推しがテーマなので、自分が興味があったり、詳しいこととは限りません。だから、知らないこととの出会いがあり、こんな面白さがあったのかと気づくことも。

子どもの推しであった石で糸魚川を旅をしたときは、日本の東西を分断する大きな溝「フォッサマグナ」によって、食や文化が分断されている話に出会いました。地域文化好きには、興味をそそる内容でした。

フォッサマグナについては、日経さんのこの記事がコンパクトにまとめっているので、良かったら参考にしてみてください。


その2 自分の推しを家族に共感してもらえる

子どもの推しばかりではなく、夫だったり、私の推しで旅をすることも。

以前に私の推しである「お茶」で静岡に出かけた際には、いろんな種類のお茶を飲めるスポットへ。
「このお茶がおいしい」「お茶淹れるの面白い」「茶畑綺麗だね」と家族に共感してもらえると、あーこの良さわかってもらえるのかと嬉しいきもちに。

もちろん、全く興味持ってもらえない場合もあります。縄文遺跡のときがそうでした・・・。
でも、推し活って万人に受け入れられるものではないという前提があるので、少しでも褒められる機会があるだけで嬉しい。

その3 旅の選択範囲が広がる

家族の推しで決めるので、観光地とは限らず、今までだったら旅先として選ばない場所も候補に入ってきます。地元の人もあまり行かないスポットだったり、ガイドブックには掲載されないような地味スポットであったり。
だから、いつのまにか、旅行先の選択範囲が広がっているんですよね。

いろんなところに旅はしてみたいけれど、なにかきっかけや興味がないと、旅先を選ぶのが難しい。それを解決してくれるのが推し旅でした。
もちろん、失敗も多いのだけれど、それも含め楽しんでいます。

最後に

家族の推し旅は、互いへのリスペクトがないと成り立たない。

旅先に対して、同行する家族が嫌悪感がなく、多少なりとも興味を持てる場所を旅先にするのが、家族の”推し旅”を楽しむコツかなと思います。
そのあたりの匙加減が難しいんですけどね。
良かったら、参考にしてみてください。


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