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お茶の旅

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お茶にまつわる旅を紹介しています
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#ご当地グルメ

渋谷の谷を感じるお茶さんぽ

渋谷駅周辺は、その名の通り、谷あいの地形です。今日は、渋谷の谷からスタートして、青山方面へ坂を登っていく、お茶の散歩コースを紹介します。 スタートは谷底スクランブル交差点 スタート地点は、スクランブル交差点。このあたりは、渋谷でも谷の深いエリアです。江戸時代には、神奈川県にある大山に向かう「大山街道」と交差していた場所でもありました。「大山詣り」と呼ばれ、江戸時代の人たちには人気の旅先で、多いときで年間20万人の人が訪れていたそうです。今も昔も旅をする人たちが行き交う場所

日本橋お茶さんぽ|煎茶は日本橋から広がった

今では当たり前になっている、緑色した煎茶が生まれたのは江戸時代。日本橋から広まりました。今日は、煎茶が広がった日本橋と江戸時代の歴史を徒歩と船でたどるお茶さんぽを紹介します。 煎茶を広めたのは海苔で有名な「山本山」だった緑色の煎茶は江戸時代に京都で生まれた 緑色した煎茶が飲めるようになったのは、江戸時代。京都・宇治田原町に住んでいた永谷宗円(ながたにそうえん)さんがお茶の葉を揉むという製法を生み出したからでした。それまでは、黒っぽいお茶が一般的でした。 日本橋から煎茶が