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生きていくのに困難だらけな私が研究者を目指している話③-2

前回のnoteではHSPがどんなものなのかを書いて,微HSS型HSPだと結論づけました.(この「微」は私の大好きな「微生物」から←どうでもいい)

今回は実際にどんなことが しんどくて,どんな風に対処しているのかを書いていこうと思います.

【1】他人の機嫌をめっちゃ気にする
 これは,本当に昔から顕著.この原因は完全に親だと思う,私の親は世間一般的に言われる「毒親」というもの.特に母親が顕著で,友達と遊びに行くと伝えると途端に不機嫌になるから,伝えるのは「なるべく機嫌がいい時に」と常に顔色を伺っていた.
 これが原因で,今でも周りの人が(今日は機嫌が悪そう)と思うと自分のせいな気がしてしまうし,話しかけられなくなってしまう.
  どうしても話しかけなくてはならない時は(まあ,そんなに怒鳴られることはない!死なない!)と勇気を奮って話しかける(笑)でも結局,本当に機嫌が悪かった時に相手のことを気にしすぎて疲弊してしまう(苦笑)

【2】音や光に敏感
 HSPの中にはこれに加えて「匂い」だったりもあるけれど,私の場合は「音と光」
 大学の講義中にパソコンのキーボードのタイピングの音が大きい人がいると異常に気になってたし,いつも通学に使っている電車やバスのエンジン音が異常に大きく聞こえる.多分普通に一般的よりうるさい電車なんだと思うけど,電車内にいる人の会話がめっちゃ大きく聞こえる
車のクラクションが急に鳴ったり,緊急地震速報が鳴ったり,ガラスが割れたり,急に話しかけられたり,…etc. 急に発せられる音に異様にビクッとしてしまう
 光は,ショーウィンドウが無駄に明るい店舗だったり,夜の車のヘッドライト,朝日とかも異常に眩しく感じて,痛い
 これらが重なると脳も心もヘトヘトになってしまう.
 特に私の場合は,大量の人が居るうるさい公共交通機関で眩しい中 大学に通わなくてはならないので,正直,大学に着くだけでヘトヘトだったりする…

 そんな疲労を少しでも軽減するために,ノイズキャンセリング付きのイヤホン(Air Pods Pro)と薄い色の入ったメガネを愛用している↓

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本当は,もっと濃い色のサングラスがかけたいんだけど,如何せん普段の格好からすると不審者感がマシマシになるので,軽減程度に.

あとはApple watchかな.
ラボで,タイマーをかけている人がいて,その音が大きいとビクッとしてしまうので,自分はその原因にならない様にApple watchでアラームをかけて手首にバイブがくるようにしている.

【3】他の人よりも細かい情報に気づくから,情報処理が多くて疲れやすい
 特に人混みの中に行くと疲れてしまう.
 色んな人が色んな話をしていて,それら1つ1つが気になってしまう.
 あと,周りの人を見すぎているので「あの人(通りすがりの人)の〇〇良かったよね!」というと,大抵連れの相手は「え?見てなかった…」となる(汗)

【4】珍しいものを目にしたら、 確かめてみないと気が済まない
 これは,微HSS型の部分.
    SNSで「これ(大抵,珍しいとか新しいとかマニアックなもの)が欲しい!」となると手に入れるまで気が済まなくて,あらゆる所を探し回ったりとかしてしまう.でも,探し回る場所は刺激が多く,手に入れた頃には疲れ果てていることがしょっちゅう.

【5】周りからの見え方と自分自身のギャップに悩む
 HSS型HSPの人にはよくあることらしい.
 家の外では,活発的で,発言とかも普通にするしリーダーとかお願いされがち.でも,実際はリーダーとかをやってしまうと,周りのことに気を配りすぎてグッタリ疲れてしまうから,大学生になってからは避けるようになった.
 音とか光とか人混みとかで疲れてしまっていることがHSSの活発な感じで隠れてしまうから,理解されずに家に帰ってグッタリもしょっちゅうある.(修学旅行とか数日連続の集団行動をした次の日は丸1日寝て潰すくらいにグッタリしていた…)

と,こんな感じ.

実はラボでも,たくさんの人が行き来したり,自分の席に戻るのに何度も人に「ごめんなさい」って言いながら戻らなくちゃならなくて,若干 辛かったりする(笑)
動物のグッズをたくさん持っているのも,実は自分のパーソナルスペースをなんとなく作るためだったりする.

1週間のうち6日間,人に会って活動をし続けてヘトヘトになった身体と心を休めるためにも週に1日は「全く外に出ない日」を設けるようにしている.
これが今のところ1番,精神的に安定するかなと思っているけど,今は「普段の生活で疲れない方法」を探している.

なんせ人の多いラボだから難しいなぁ.
頑張ろう…!

次は,スキゾイドパーソナリティ障害について書きます!

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