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愛することを知らない私を愛してくれる私の最高のパートナー

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 初めての方は はじめまして(前回の記事が自己紹介記事なので読んでいただけると、この記事がより分かりやすいものになるかなと思いますので、お時間がある方は是非。)、前回の記事を読んでくださった方は お久しぶりです。ちゃる。です。
 最近の私はiPadの第7世代とApple pencilを購入してホクホクしています。おかげでバイト代は吹っ飛びました…節約せねばと思っている今日この頃です。
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 今回のテーマは「私のパートナー」。noteの「お題」から見つけたものです。このテーマを書こうと思ったのも色々訳がありまして
 1.何から書いていいのか分からなかったのでnoteに慣れるためにも書いてみようと思ったこと。
 2. (前回の自己紹介記事を読んで下さった方は既にお分かりだと思いますが)私自身がLGBTのB(バイセクシャル)であると思われるということ。
 簡単に挙げると以上2点の理由があって、この記事を書いてみようと思いました。

 私は、バイセクシャルだと思います。申し訳ないことに断定はできない気がしています。というのも「人を愛するとはどういうことなのか」ということが私にはよく分かっていない気がするからです。

 私は、他の兄妹が居ない生粋の一人っ子です。その為、幼少の頃から周りの大人の方達に「愛されて」育ってきました。ペットもメダカくらいならありますが、犬や猫など所謂「お世話をしっかりとしなくてはならない系」の動物は飼っていたことがありません。その結果、「愛され方」は知っていても「愛し方」を知らないまま現在を迎えています。でも、そんな人生でも「これが人を好き」ということなのかな?と思ったことが何度かありました。

 幼稚園や小学生の頃、私は幅広く多くの子達と遊ぶことが苦手でした。その年頃の子は割と当たり前のことなのかもしれませんが、小学2年生の時、母が担任の先生との二者面談で言われたことを今思い出すとそうだったのだと思います。

 「基本的に優しい子なんですが、周りの子に冷たい時がありますね。」

 小学校の先生って何故そこまで!?と思うくらい凄くよく生徒のことを見ていると思っていましたが、この先生は特に鋭かったのだと思います。その先生が言うには「他のお友達が遊びに混ぜてって言っても混ぜてくれないことがある」と。私はこのことで母に注意されました。ですが、その時の私は自覚がなく、みんなと仲良くしているつもりでした。でも、大学生になった今、幼少期の私が如何に幅の狭い交友関係を築いていたかということに気づきました。

凄く仲の良かった2人ことしか思い出せない。

 幼稚園、小学校の頃を思い出そうとすると、この現象に悩まされます。私には凄く仲の良い女の子の友人が2人ずつ幼稚園と小学校にいました。その子たち以外の子達に興味がなかった。その子達が他の子達と仲良くしていると嫉妬のようなものを感じていました。これが「好き」ってことなのかな?と幼心ながら感じていました。でも、仲良くなって嫉妬を抱くのは決まって女の子でした。

 中学生になると状況が一変します。急に男友達が増えるようになりました。そうなると、男友達で嫉妬の対象になる人が現れはじめました。でも、その一方で女友達にも同じ気持ちは抱き続けていました。誰が好きなのか、何が「好き」ということなのか。分からないまま、私は、特に仲が良かった男友達と「お付き合い」というものをしてみました。今考えると本当に相手の方には申し訳なかったです。(彼とは今でも年に1回、中学の仲の良かった人達と集まる時に会う良き友人です。ごめんね。でも、ありがとう。)

何が「愛する」ということなのか。
何をもってその人を「愛している」と言えるのか。

 これが私の永遠のテーマだったりします。現在は幸いにも凄く優しいパートナーに恵まれています。遠距離恋愛ではありますが、彼は頻繁に私に会いに帰ってきてくれます。付き合い始めの頃に、バイセクシャル的なところがあることを打ち明けました。でも彼は受け入れてくれました。「愛し方」が分からない。そんな不器用な私を全力で支えてくれて、愛してくれています。また人に愛してもらう側になって甘えてしまっている気がしますが、本当に感謝しています。

 この先の人生、私は「人を愛する」ということはどういうことなのかという疑問の答えを見つけることができないかもしれません。そのことに非常に焦っていた時期がありました。「人の愛し方がわからない私は人間として欠陥品なのではないか」と。でも、焦れば焦るほど分からなくなる一方で、答えを見つけることを諦めた時期もありました。

でも今は違います。
全力で私を愛してくれるパートナーがいる。
「愛し方」を知らない私を愛してくれる最高のパートナーがいる。
そんな最高のパートナーと一緒に人生を歩むうちに
「人を愛するとはどういうことなのか」
を自分なりに見つけていける気がしています。

たとえ答えが見つからなくても、答えなんて存在しない問題だったとしても、
今のパートナーと幸せになりたいと強く思います。
焦る必要はない。ゆっくりと歩んでいこうと。

今回も読んでくださり、本当にありがとうございます。またお目にかかる日まで!

 


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