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「音楽NFT」についての個人的予想(3):ライブチケットNFTは面白そうじゃないですか?

こんにちは。カロンです。NFTアーティストの皆さんを応援しております。

前回の続きです。よろしければ前回・前々回をお読みいただいてからお読みいただければ。

音楽の話(1)
音楽の話(2)

さて、前回までは「音楽NFT、と言っても色々種類がありますよ」という話をしました。その中で「音楽が聴けるNFT」は面白いと思っていますので、今回はちょっと一例を深掘りしたいと思っています。

例えば「オンラインライブの参加券になるNFT」なんて面白いと思いませんか?

仮に、ですが人気のアイドルがいたとしましょう。

そのアイドルがオンラインライブをやります、12月10日、30日の2回としましょうか。それを視聴できるサイトにログインするためには、チケットNFTを持ったウォレットを接続しなければいけません。チケット持ってないとウォレットを繋いでも「あなたはチケットを持っていません」と出るだけです。これは技術的に全然可能です、すぐにでも出来ます。サイト作るの面倒であればDiscordで「このNFT持っている人しかアクセスできないボイスチャンネル」作っておいて、そこでスマホで配信でも良いでしょう。音質や画質は良くないかも知れませんが好きなアイドルが見られると思えば見るでしょう。

NFTは3種類売りましょうかね。2回通しチケットと1回毎チケットです。つまり「10日、30日両方視聴できるNFT」と「10日のみ視聴できるチケットNFT」、「30日のみ視聴できるチケットNFT」です。価格は(面倒なので全部日本円で話しますが)1回毎チケットは1,000円、3回通しチケットは1,500円です。つまりまぁ2回みたいなら通しチケット買ったほうがお得ですよ、と。

※ちなみにクレジットカードでやり取りすることも可能ですね。銀行振込だって問題無い。お金払ってもらうときに備考にウォレットアドレスを書いといてもらって、入金確認できたら送れば良いだけですから。ガス代は手数量として経費で売り主が負担すればいいでしょう。Polygonにすれば安いですしね。

別に視聴者が数十万人にならなければいくらチケットNFTが売れても大丈夫ですね、オンラインですから、回線がパンクしなければ大丈夫です。

NFTに表示される画像はまぁ何でもいいのですがそのアイドルがニコッと笑った顔の画像にしましょうか。プロマイド的に人気ができるかも知れませんね。何なら図柄は1,000パターンあって、どれが出るか買ってみないとわからない、でもいいかも知れませんね。ファンなら何枚か買っておきたいかも知れない。

これだけで結構売れると思いませんか?人気のアイドルだったら普通に売れますよね。(オンラインライブなんて自分は興味ない、とか言わないでくださいね、買う人はいるでしょうね、という話をしています)

もう少し面白いギミック(仕掛け)でも付けましょうか。例えば、そのNFTはコンサートが終わったら絵柄が変わる(リビールされる)、というのはどうですか?

コンサート開始前は全部おんなじ「アイドルの笑顔」なんですが、リビールされると画像が変わります。更にそのうちいくつかはレアになる、というのはどうでしょうか?キラキラバージョンとかついたりして。楽しそうじゃないですか?

その、レアを引いた人は次回、1月のライブに無料で参加できる、となったらいいですね。もし「レア引いたけど12月のライブ聞いてもう充分だなぁ」と思った方はそれ売っちゃってもいいですね。だって1月のライブもおなじ料金設定だとしたら、少なくとも500円で売り出したら買う人いると思いません?もし12月の1回券を1,000円で買っていたとして、売ったら500戻ってきた、となると結構お得感出ますね。そのうち10%を二次流通ロイヤリティで運営が天引きする、と言われてもまぁ良いでしょう。

買った方もまぁお得です。普通に買ったら1,000円のチケットが二次流通とはいえ500円で買えた。半額ですからね。もうリビールしたNFTだけど1月は1月で更に画像が変わる、でもいいでしょう。

1月のライブチケットにはならなかったけど自分好みの画像が出た、と言ってとっておく人も出るでしょう。あるいは「ライブには興味ないけどその画像のやつ欲しいから売って」とオファーする人もいるでしょう。中には超レアで高値が付くかもしれない。1,000円払ってライブチケット買って、ライブを楽しんで、更にそれが超レアなので2,000円で売れた、なんてなったら結構ラッキーですね。

あるいは通しチケットNFTには30日のライブの最中に新しいNFTエアドロ、とかどうですか?ライブのアンコール直前なんかにそのアイドルが「皆さん、ウォレット見てみてください、エアドロ送りましたよー」とかいうと盛り上がりそうですよね。

オンラインに飽きたらオフライン、つまり普通のライブでもいいでしょう。そのときも使えるかも知れませんよ。レアNFTがあたっている人はウォレットを見せてくれれば握手できる、とか。握手券は偽造の恐れがあるかも知れませんが、NFTは偽造が難しいわけですから。

そうすると通しチケットは更に人気になると思いませんか?「自分はこのアイドルにまったく興味ないけど、握手会目当てで高値がつくかもしれない」と購入して転売を目論む人も出るかも知れない。

「転売ヤーが発生して欲しい人が買えなくなる」?ああ、じゃあホワイトリスト(WL)制にしましょうかね。Discordでの発言なんかでポイントが溜まった人だけWLがもらえてそれを持ったウォレットでないと買えないということにして。買えるのも1ウォレット2枚だけ、とかにしておけば買い占めも抑制できるでしょう。

「そもそも転売は良くない」?うーん、でもCDに封入するとメルカリとかで転売されちゃいますしね。。それにCDだとプラスティックゴミが溢れちゃうCDに比べればまだ環境にやさしいとも言えないでしょうか?

こういう「音楽NFT」だったらめちゃくちゃ可能性があると思いますね。

ライブチケット✕NFTにしただけでこれだけの可能性です。だから私は「音楽NFTは可能性があると思う」といい続けているんです。

ちょうどその辺を説明したのが去年の私のNoteのこの記事です。

こちらもよろしければ。

ではまた~。

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