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万博公園

※2023年11月発行「Charming Times No.24」の「ちょう個人的!すっきやねん大阪」より抜粋


Kawarada

こんにちは、Kawaradaです。
私が大阪に引っ越してきてあっという間に10年が経とうとしています。大阪は安くて美味しい食べ物が多く、田舎に比べると交通機関もとっても便利です。面白い人(?)も多いですし、住みやすく魅力いっぱいの都市だと思います。もう他の場所には引っ越せないなと思っています。

ただ自宅も職場も都会なので、田舎出身の私は自然が恋しくなることもあります。そのような時におすすめなのが万博公園です。ご存知の通り1970年に開かれた大阪万博博覧会の会場が現在の「万博記念公園」で、現在も多くの人に親しまれています。

万博といえば岡本太郎さんの代表作である「太陽の塔」がとても有名です。万博公園のケートを通ると目の前にそびえたつ高さ70メートルの塔は圧倒的迫力と存在感があります。塔には未来を象徴する「黄金の顔」、現在を表す「太陽の顔」、そして過去を表す「黒い太陽の顔」という3つの顔があります。明るい未来を願っての金色の顔なのでしょう。塔の中心の少し拗ねている?ボーっとしている?ようにも見える現在の顔。岡本太郎さんの過去は暗かったから黒い顔なのかな?など色々想像を膨らませてしまいます。万博博覧会では4つ目の顔「地底の太陽」が展示されていたようです。塔は過去・現在・未来を貫いて生成する万物のエネルギーの象徴として、50年以上たった現在もその壮大さは全く失われていません。

そして太陽の塔を中心に広がる自然公園では、四季折々の花々や様々なイベントも楽しむことができ、週末にはたくさんの人が訪れます。芝生が広がり、自然に囲まれ開放的な気分になれますよ。子どもが遊具で戯れる中、草木の緑に癒され心身共にリフレッシュでき、日常の忙しさも忘れることができるおすすめスポットです。

また周辺には水族館や観覧車や水遊びのスポット、エキスポシティも隣接しておりショッピングや食事も楽しめ、子連れにはとてもありがたい場所です。そして、2027年秋には西日本最大のアリーナの建設が発表されたばかりです。スポーツやエンターテインメントもさらに活性化されていくことでしょう。

大阪湾に浮かぶ人口の島、夢洲での大阪万博の開催まであと約2年です。一人ひとりが互いの多様性を認め、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催されます。脈々と続く大阪の成長・発展に繋がるような万博で明るい未来を感じることができればと思っています。


※2023年11月発行「Charming Times No.24」の「ちょう個人的!すっきやねん大阪」より抜粋
https://www.charmjapan.com/charmingtimes/charming-times-no-24/