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子育て中の母が怪我や病気をすると詰んでしまう件

こんにちは。たまこです。
5歳0歳の母です。

最近、油断した際に階段から落ちて足首を捻挫してしまいました。
いままで足を捻った程度の軽度の捻挫はしたことがありますが、激痛で歩けないほどの捻挫は初めてです。

こういう場合、子育て中の人、とくに母親側って、夫に比べて無理せざるを得ないし詰んでしまうよね…とモヤモヤ思ったので記事にしてみました。


怪我の状況


外出先で下の子0歳を抱っこ紐に入れた状態で階段を下っていたところ、ろくに見ずに下りてしまい段差を踏み外し、4段ほど下に落下。とっさに子どもを守るのに変な体勢で落ちてしまい、全ての負荷が片足首にいってしまい、グキッ!!と変な音がして挫いてしまいました。
幸い子どもは無事でしたが、8キロの子を抱っこ紐に入れた状態で(ベビーカーは持ってなかった)激痛に耐えながら足をひきずりつつ、炎天下の中歩いて帰宅しました…死ぬほど辛かった。

私の環境

捻挫で激痛でも関係ねえ。育児は待ってくれない。

私は育休中で0歳児を家庭保育しています。
そのため家事育児の中心を担っています(夫は激務)。
日常的に抱っこしたり料理洗濯掃除も当たり前にしてましたが、これからもうどうすればいいのかわかりません。
なんせまともに足が動かないので、抱っこしたり、ベッドから0歳を持ち上げてプレイマットに置いたり、離乳食チェアに座らせたり、という作業も激痛を伴います。しんどい。
そして夫は出社が必要のため、全て1人でやる必要がある…。
これって私の今回の怪我に限らず、5年前母親になってから何度もあったことです。
私が怪我をしたり病気になっても、育児は待ってくれない。そして夫や近しい家族はいざ私が助けてほしい時にそばにいなくて、結局、痛みや苦しみに耐えながら自分1人でやらざるをえない状況に陥ってしまいます。
これ母親業の中でもあるあるだと思いますが、正直きつい。

怪我病気をしたら満足いくまで休む夫

対して夫はというと、少しの熱(37℃ジャストとか36℃台)で「熱だから休む!!」言い出し、その間私に全てを丸投げして寝ています。
私が同じ立場になってもまず寝込んで休めないし、夫は家事をやってくれるも、やっぱり毎日やっている自分が細々した部分や名前のない家事に気づいてしまう。
そして結局自分がやってしまい、休もうとしてもなんだかんだ子どもが来て世話をしなきゃいけなくなったりします。
いいなぁ夫は、と何回思ったことか。

送迎問題(みんなどうしてるの??泣)

上の子は5歳のため、園に送迎する必要があります。自治体の決まりで、育休中の人は8:30〜保育園に預けられることになっています。
夫は8:30にはとっくに家を出て会社に行ってるので、怪我人の私が送迎するしかないです。
しかも両実家も遠方で、私の実家は両親とも働いており、一度はまだいいにしても、例えば毎日の送迎をお願いするなど、頻繁に助けを求めることができません。
怪我で足使えない人は、乳幼児の送迎をどうやっているんでしょうか…??
今の私の足の状況で、これまで通り、0歳を抱っこして5歳と手を繋いで保育園まで行く、というのができると思えません。

非常事態に浮き彫りになる「核家族子育ての限界」

子育てには人手が必要

今回のことでつくづく感じるのは、「子育て中の人にとっては、頼れる親族などが自分達家族の身近に(物理的に)いることがリスクヘッジとしても何にしても大事だ」ということだ。

例えば、この状況で私の両親が近くに住んでおり、平日働いてなくて頼れる状況であれば、私の苦悩はなかっただろう。
実際、ワーママとして働く友人は、自分の実家近くに住み、日常的に祖父母に子どもを預けたり、病気のときに見てもらったりしているらしい。
祖父母世代の「孫育て」が社会問題として提起され取り上げられることも増えてきている中で、そのこと自体の善悪(そもそも善悪の話なのかも含め)はここでは話がそれるので論じない。
だが子育て中は往々にして、子どもの病気や自分の怪我やその他の事情により、「人」の手が、父母の2人だけでは足りなくなる時が来るということは実感としてある。
その時のために、自分や子どもらを助けてくれる「応援団」のような存在が身近にいることが不可欠だと思うのである。
それは、人によって祖父母だったり地域のファミサポさんだったり、シッターさんだったりするだろう。
私はその応援団が周りにいないので、詰んでしまった。応援団はいるに越したことがない。

他の国のお母さん達はどうしてるのか思いを馳せる

この問題は海外ならあまり起きにくいのかな?と思う。海外ではベビーシッターやナニーの利用が当たり前、というイメージがある。
私の参考にしている「ジーナ式」も、イギリス人のナニーが書いた本から来ている。
日本はベビーシッターの利用は増えてきているものの、まだまだ一般家庭に普及しているとは言い難い状況だ。
(キッズライン社によると、2017年時点でシッター利用率は5%以下らしい。)
海外在住の方であれば、私のような状況になったら、ナニーを雇うという手があるのかもしれない。羨ましくなる。

ただ自分が今の状況でシッターサービスを使うかといったら、使わない気がする。
なんとか我慢して自分でやっちゃえば、知らない人に頼らずともどうにかなる、と思っている面が大きい気もする。これは私だけなのか、日本人としての気質なのか。

おわりに。何とかするしかない。

今も激痛に耐えながらこの記事を書いている。
朝になったら子ども2人は起き、私はどうにか朝ごはんを作り、食べ、子どもの歯磨きや保育園準備や自分の身支度をし、足を引きずって上の子を園に送り、0歳を連れて病院に行かねばならない。
この激痛が治るまで、どうやって歩くのか、家で0歳と過ごしながら家事育児をどうこなすのか、答えは出ていない。
でもやるしかないのだ。朝起きたらまたノンストップの日が始まる。
子らは母の足首の激痛など知ったこっちゃないのだ。
今後の作戦を考えながら寝るとします。
全国の同志母たちに幸あれ。
おやすみなさい。

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