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製図からシャツを作ります・手順など



※今回のnoteは、画像が地味なのと
服作りにご興味が無い方にはいつも以上に
つまらない内容かもしれません。
m(_ _)m

↑先日、近所の図書館で
シャツのパターンを入手したところなのです。が、


それとは別に、
自分ぴったりサイズのシャツが縫いたくなり
久しぶりに原型から作ろう!と
思い立ちました。
もう、布も用意してあるんです!
やる気に満ちてます!


原型を作るため
自分のサイズを採寸するのですが

思ったよりもサイズアップしている自分に
ショックを受けつつも
ぴったりサイズにする為
素直に向き合いました。→あたりまえですが


その原型を元にシャツの製図を引きます。

ダーツの操作をしたり、
切替ラインの位置を決めたり。


もう、既に何回も修正しているので
自分でもどれがどの線か分かりにくいです。
要らない線は消したいけど
置いときたいような・・


最初はあまり難しく考えず、
感覚で線を引いて
立体に組み立てながら線を修正します。
↑なんかカッコ良さげですが、
 実際は修正しまくりです。


しかしながらシャツの製図は
学生時代ぶりなので
昭和のシャツの製図※を一応参考に。

※最近のシャツのパターンですと
わりとゆったりシルエットがトレンドなのか
流行に逆らう感じですけど敢えての70'sを。
元々はその頃の
襟腰が高くて台襟が広目、
襟の大きいデザインが好きなのと、
ぴったりしたシャツのほうが、
姿勢も良くなって
痩せて見えるんじゃ無いかとの思惑もあります。

前立ての幅、ものすごく悩みました。
広目が良いけど
広すぎてもアレやし…


私の手順は、製図ができたら
まず不織布に写します。

薄めのと、厚めのを持っていますが
使う生地に近い方を使うといいかも。
↑これは厚め。ぱりっとしています。
薄い方は柔らかいです。



ボディにいったん片身だけ組んで、
ラインの確認をします。
こちらの不織布はまだキレイ。
さっきまでのは修正しまくりで汚かったから、
リニューアルしました。

ボディと自分の体は形が違うから
結局、この後布に写して(今度は左右とも)
仮縫いします。
→そちらは自分でフィッティングします。


脇のラインとか、肩ヨークの切替とか
ダーツの位置、全体のシルエットを
ボディで客観的に見てみる
ボディはやっぱり、あると便利です。
背中にタックを入れず、
ウエストダーツを入れてみた


布で仮縫いする前に
不織布のトワル作業を挟むなんて、
なんか手間じゃん!って思いそうですが、
やってみたら

仮縫い用の布に
紙面上の製図を写すのって
チャコペーパーとかルレットとか使います。
結構わずらわしい・・嫌いな作業。

↑この作業よりずっとずっとラクです。
むしろ楽しいです。
不織布は薄いから製図を写すのも滅茶苦茶ラクです。


何と、不織布に写したものを
直接仮縫い用の布の上に置いて
ゲルインクのボールペンで
印(点)を付けていけます!
その点を、ボールペンで線にするだけ!!
チャコペーパー挟まなくていい!
それに製図も汚れないです。


私の場合、何回も修正するので
ボールペンの印の色を
黒→赤→青って
使い分けたり。


これは、いいこと思いついたな~~

って、思っています。


製図の修正作業は頭も使いますが、
夢中になって時間もあっという間です。
それと、一気にこなさないと
時間があいたら
何を修正したとか、いろいろ忘れそうで…。

まだ、襟と袖の製図が全くできていません。
始まったばっかりです。

これは、楽しすぎて
朝活どころか夜もちょっとだけやってます。
でも、修正ばっかりで全然進んでいません。


ちなみに、こちらを参考に。

昭和のシャツ。
今には無い雰囲気の本


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