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💛諺シリーズ⑧💛「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」


●燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや (司馬遷『史記』より)

 英訳:Ask not the sparrow how the eagle soars.

〈意味〉
燕や雀のような体の小さな鳥に、鴻や鵠 (白鳥の古名)のような大きい鳥の心が理解できるだろうか、できるはずがない。

それと同じように、
器の小さい人物には大きい人物の志は理解できない。

◆◆◆◆◆
類義語:鶯鳩大鵬を笑う、猫は虎の心を知らず、小人の心を以て君子を量る

対義語:英雄は英雄を知る
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◆虚飾で身を飾る人々からのフォロー被害◆



 今回取り上げる諺は、つい最近、note を始めてから遭遇した出来事に対し、思わず心の中でつぶやいた諺。

 本来なら前回までと同じく、「140字以内のつぶやき」にて、一言コメントを添えて投稿する予定だった。

 しかしその後、ほかのフォロワーさんの記事をいくつか拝読し、私が遭遇したのとほぼ同じ経験をなさっている方が多いと知ったため、私も少しばかり冒頭の諺に絡めて、所感を綴りたくなった。

 その「経験」とは、「フォロー外し被害」である。

 自分からはわずか数百人しかフォローしていない一方、フォロワー数はその100倍いるような人物がある日、弊アカウントをフォローしてきたのでこちらからもフォローをお返しすると、その数日後にはフォローを外される、という行為を受けた。

 その行為の意図が大体理解できたので、こちらからもサクッとフォローを解除したのだが、なんとその人物、少し経ってからまた私をフォローしてきた。よほどフォローを継続していてほしかったのだろうか。

 しかしこういう身勝手な人物はどうせまた、フォローバックしても自分だけこっそり外してくるに決まっている。人気者であることを印象付けるため、「フォロワーの数」がほしいのはミエミエだし、あまりにさもしい行為である。



◆二度目のフォロー解除の後の「スキ」は機嫌取り!?◆


 このふざけた行為に対し、すぐにブロックしようかとも思ったが、あえてその「かまってちゃん」な行動を再確認し、証拠を押さえるため、私からも再びフォローバックした。

 すると案の定、数日後にまた自分だけフォローを解除してきたから、「やはり、そう来たか」と、私も再解除。その一連の流れをスクショで証拠保全した。この証拠保全は、私の日頃の習慣の一つである。

 過去、さまざまな事情で論理学や法学を齧っていた時期があり、その時、不毛な水掛け論争を避けるためにも「物的証拠」を押さえる習慣を身に付けたのだが、それは今現在の自然科学調査におけるフィールドワークや、プライベートでの証拠保全にそのまま役立っている。

 また、私の親と近しい人たちの中には現職の警官や刑事OB、弁護士などもいて、近隣住民からの嫌がらせ被害に対してはその場で録音・録画等の記録を残すよう、日頃からアドバイスを受けていたりもする。


 今回の note上のフォロー被害の話については、けしてnote の運用ガイドラインに抵触するわけではない。法律・条例に反する行為でもない。

 しかしながら私も含め、同様の被害者が大勢いることを鑑みると、黙って見過ごすことはできないと感じた次第。こういう些細なところからネット上の細かなハラスメント被害が拡大したり、悪質化する懸念も0ではないと考える。

 そのため今回の出来事に関し、アカウント名や行為の日時を控えた上で、ここに私個人の意見を書き残すことにした。

 なお、この人物は二度目のフォロー解除の後、拙記事に一度「スキ」を押してきている(これまた、スクショで証拠を残した)。

 この行為はいったい、なんなのか。

 「あれ、もしかして私がフォロー外したから、また拗ねちゃった? スキを押しとくから許してね ❤」という意味なのだろうか。

 もしそうだとしたら、あまりに人を愚弄した思考態度だと言わざるを得ない。

● noteで日々真面目にコツコツと自分に向き合いながら、とても骨の折れる(脳のエネルギー消費もハンパない)言語化作業を行っているクリエイターの方々……

● その他オリジナルの芸術作品を精魂込めて作り上げ、この場で発表なさっている方々……

 そうした方々全員を見下し、バカにし、嘲笑するような行為だと感じるのは、けして私だけではあるまい(こういうところで優しい書き方をすると、読者にきちんと真意が伝わらなくなるので、今日はあえて厳しい口調で書いている)。



◆心理的圧迫感を与える行為は器の小さい人の成せる業◆


 これまでに読ませていただいたほかの noterの方々の記事では、今回の拙記事で述べたような悪質な「フォロー外し」の実態について、「フォローハラスメント」というふうに表現している方がいたと記憶しているが、これはじつに的を得た呼称だと、私個人は感じた。

 ただ、この「ハラスメント」という言葉。一見・一聴するとおっかない印象を受けてしまいがちだが、そんなに怖じる必要はない。

 ネット上で一度も会ったことのない相手を見くびり、姑息(その場しのぎという意味)かつ卑怯なリアクションをしてくる人物は、それだけ心の器が狭く小さい人間だと理解し、「燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」と、心の中でつぶやけばいいい。

 もちろん、時には声に出して笑い飛ばすのもおススメ。軽々と乗り越えやすくなる。

 ちなみに私個人は、とある反社会的な側面を持つカルト教団がらみの被害者コミュニティで相談を受けたり、情報発信している身。

 そのため、noteでの「フォローハラスメント」とは比べ物にならないレベルの、嫌がらせや暴言被害を受けることもある。

 あるいは多くの方からの陳情踏まえ、被害者のために一肌脱がなければならないこともあるし、長期にわたって特定人物の行動を観察しなければ、ハラスメントか否か、答えを下せないような出来事に遭遇したりもする。

 そんな私のことを、ほんの一部しか知らないのに愚弄してきたり、変な勘違いをしてくる人が現れることもある。

 しかし、それもやはり、燕雀安くんぞ鴻鵠の志を知らんや」で毎回オチはつくし、度を超えたハラスメントの場合は、法律の専門家や信頼できるカウンセラーに証拠を提示しながら相談することで、問題をしっかり言語化できるようにもなる。

 そうすることによって、こちらの名誉感情を棄損してくる相手への対応を一旦手放すこともできるのだ。

 ともあれ、SNS上の各種ハラスメントにメンタルを砕かれなず、今後も毅然とした対応を取れるよう、自分の心をニュートラルに保っていきたい。



今回の記事は以上です。
ここまでお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

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