![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/145656245/rectangle_large_type_2_cecbd49ebc174cd0e7fcf2fef25d631c.jpeg?width=800)
ピアノとギター
ピアノとギターは、どっちも楽器ですけど、そもそも構造が違うので、お互いにわかり会えないことがあります。
ギターは、根本的に相対音感の楽器です。
カポをつければ、半音ごとに転調が簡単です。
たいてい、カポでCフォームかGフォームに直してしまうか、クローズドコードで弾きますので、今のキーがどこであることよりも、コードの役割のほうが重要です。
一方ピアノは、どこまでいっても絶対音感の楽器です。
移調するということは、指使いを全部覚え直すことです。
コードの役割よりも、絶対調が重要です。
譜面を見て弾く習慣があるので、コードの役割を知らなくても弾けます。
ピアノは「楽器の王様」なんて言われますが、音楽を覚える上では障害の多い楽器です。
楽譜を見て、曲を弾く、練習以外に、
長調12調、短調12調の計24調で、
スケールの上行下行を楽譜無しで弾く。
ダイアトニックコード7個を楽譜無しで弾く。
練習が日常的に必要です。
この練習が大変なのではなくて、この演習が必要であることに気づくのが難しいのです。
これをやらないと、コードの役割を感じることが出来ません。
ギターの人はこの練習はやらなくても出来るのは当たり前なのでやらなくてもいいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?