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【FF14】「黄金のレガシー」までの数年間をプレイした道のり・感想①

はじめに

本投稿は「FF14」が誇るアクティブ百数十万人のうちの浅い浅い1プレイヤーの自己満足です。文句ばかりになりますが、趣味として、一つのゲームとして凄まじく長く続けることができたこのゲームへの締めくくりをさせてください。長文です

プレイ開始時〜休止:新生エオルゼア

・「.hack」や「ソードアートオンライン」などのMMORPG題材のアニメやゲームが好きで憧れがあった
・MMORPGは(節度を守って廃人にさえならなければ)月額千円ちょっとの料金で何千時間も楽しめるコスパの良い趣味ではないか?
・元々ファンだったFFシリーズのMMO最新作にゲーマーとして手を出さずにはいられない

などというところから、「俺はこのゲームに生きるぜ」と意気込みつつPS3版「新生エオルゼア」コレクターズエディションを購入。
当時は今ほどに最新ゲームとのグラフィック差は大きくなく、自分が生きることになるもう一つの世界の美しさに感動を覚えたものです。

最初のジョブは(AF装備の厨二くささから)黒魔道士を選びました。
記憶はもはや曖昧ですが、当時は火力最強ジョブの一角だった気がします。
そういった評価を結構プレイした後で知り、使いこなせてもいませんでしたが、自分のジョブ選択に得意気になったものです。二連フレアとかいう謎のテクニックの存在も好きでした。

当時ほぼ唯一のコンテンツであるメインクエスト。
「新生はお使いばかりで面白くない」「蒼天までは我慢」というのは今ではもはやヒカセン達の定説(?)ですが、比較対象がちょっとだけプレイしたラグナロクオンライン程度の私にはまっっったく気になりませんでした。そのためか、むしろ「オンラインゲームでここまで魅せてくれるのか」という印象でした。
ただ、もうこの時点で「これMMOである必要あるか?」と思ってはいました。

・どのプレイヤーも自分のキャラクターが辿る運命は一緒
・他のプレイヤーとの共闘要素もトータル10回くらいの(隔絶された空間内で)ID・討滅戦のみ
・装備はID産・AF・トークン装備でよく、プレイヤー同士の経済は(当時の私は)いらない

これらは当時不満に思っていましたが、今ではもう特に気になりません。
ギルの使い道が増えたり新式装備というものができて以降は経済はありますし、一本道のストーリーは良質なストーリーを提供するためには必要なものです。

最初から一貫して感じる不満は
・他の人と自分、ジョブが一緒ならできること一緒だね
ということくらいです。
MMORPGへの憧れの中で、「自分だけのキャラクターで、自分ならではの貢献がしたい」というものがありました。FF14はその真逆で、初期はまだステ振り要素やマテリア等のカスタマイズ要素はあった方ですが、基本ほぼ一緒です。黒魔あたりは個人の好みでSS特化と火力特化の分岐はありますが・・。

なんというか、選ぶジョブで「ザンギエフ」「ガイル」のように使用キャラクターを変えているだけのような・・。
ちなみにこれは今はもっとひどく、ジョブが増えまくった結果、異なるジョブでも役割・操作感は大差ないものがあり、ほぼ同じ「ザンギエフ」になっていたりします。

さて、微妙に求めているものとの違いを感じながらも、そんなこんなで新生エオルゼア(Ver.2.0)のメインクエストを終えるところまでプレイをしましたが、そこで待っているものは虚無でした。
キャラを強化する唯一のものはアラガントームストーン:哲学という謎のポイント。これを稼ぐためにハムスターの如く「ワンダラーパレス」「アムダプール」を周回します。ちなみに、これで得られるダークライト装備は割と普通のフード装備で、特に所有欲を満たしてくれず、エンドコンテンツに行く気がない私の終着点としてはウンコみたいなものでした。
リアルが忙しくなったこともあり、良いタイミングと思ってここで私はプレイをやめることにしました。

休止中:DQ10への逃亡と失望

リアルが落ち着き、ゲームで遊ぶ余裕が出てきたため、FF14の「ギスギス」と比較して「ポカポカ」であると評判で今よりずっと人口の多かったDQ10に手を出してみました。FF14で得られなかった楽しさ、その渇望を、当時Ver3.0くらいまで実装されていたDQ10で埋めていきました。
キャラクリや戦闘の幅、共闘コンテンツ、チャット回りのUIによるコミュニケーションのしやすさなど、「これがMMOや!」と思わずにはいられませんでした。FF14ではできなかったコミュニティ参加にもチャレンジし、チームに加入して仲の良いフレンドもできました。
しかし、楽しさの絶頂期、悪名高いVer3.2「氷の領界」が実装され、
運営の手抜きと簡悔精神の結晶は、いともたやすく私を萎えさせました。
のちにプロデューサーが謝罪・言い訳めいた何かを言っていた気がしますが、年末年始に実装し、非難轟轟の中で沈黙を続ける運営に対して失望と怒りが募っていきました。
「こんなもんを提供し、こんな対応を続けるのなら、DQ10はちゃんと衰退しなければならない」と思い、課金をやめて引退しました。
今はちゃんと衰退しているようですが、
やることがなくなって引退した」のと「気分を悪くして引退した」のは天と地ほども差があると思います。前者はコンテンツが充実すれば戻ってくる一方で、後者は私のように戻ってこない人が多いのではないでしょうか。

FF14は現在、最新大型拡張「黄金のレガシー」Ver.7.05を実装したところですが、前述のうちの後者にあたるプレイヤーが一人また一人と去っていく状態にあると感じています。私もその一人です。


②に続きます


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