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【FF14】「黄金のレガシー」までの数年間をプレイした道のり・感想②

↓の続きになります。

再開:紅蓮のリベレーター

DQ10を引退後、ネトゲはもういいかな・・と思い日々を過ごしていました。
ですが、一度プレイしたゲームの動向を追うこと自体は楽しいものです。
引退した後もまとめや5chのスレを見続ける地縛霊のような方々の気持ちは凄く分かります。
そうして過ごす中、DQ10の引退ラッシュに「そら見たことか」と思う傍ら、FF14の評価は「蒼天のイシュガルド」実装後、どんどん上がっていることが様々な媒体から見て取れます。

「ギスギスオンライン」と揶揄された初期の新生FF14をプレイしていましたが、「やること(やりたいこと)はない」と感じる一方で気分を害されるような体験や運営への失望はそこまでなかったため、紅蓮の末期、コンプリートパックがセールになった機会にFF14を再開することとしました。

久々に降り立ったエオルゼアでは、一見、新生の頃と大きく違う何かはありませんでした。しかし、
・お使い感が減り、ヒカセンを主役としてドラマチックに展開されるメインクエ
・豊富なロケーション、空を飛べる開放感
・良質で多種多様なデザインの装備、ミラージュプリズムによりお気に入りをずっと着ていられる
・個人ハウスの実装

などなど、メインクエストを進め、遊べば遊ぶほど充実していくコンテンツには枚挙にいとまがありません。

特に、以降数年間プレイを続けるほど、私にとって大きかったのは、
・暴言には即ペナルティを加える運営のスタンスによる民度の向上
・上位コンテンツ「絶」の実装のためか、エンドコンテンツ「零式」の敷居が下がったこと
この2点でした。

道端を行く零式報酬のマウント。それ欲しさに恐る恐る零式にチャレンジし、なんとか踏破できた達成感は、今まで遊んだゲームでは体験できなかったもので、私をこのゲームにどハマりさせるものでした。

同じくらいの時期にFCやフレンドにも恵まれ、仕事とプライベートに続く3つ目の生活環境になっていたと言っても過言ではないような気がします。

絶頂期:漆黒のヴィランズ、暁月のフィナーレ

この2つの大型拡張については、メインクエが素晴らしかったですね!
評判が評判を呼んでか、新規のプレイヤーもうなぎ登り。
ゲーム全体で大盛り上がりの状態だったかと思います。

ただ、大型拡張実装時を初めて体験することになった漆黒は新鮮でしたが、
暁月は、メインクエ終了後のトークン集め・極やらなんやかんやについて「あれ?これ数年前にこういうことやったな?」という状態でした。

蒼天や紅蓮の実装時にいたヒカセンはもっと早い段階でこの状態だったのだと思いますが、私は幸にしてこのタイミングでやっとでした。「定食」と揶揄されるほどの実装コンテンツのテンプレ化を思い知ることとなったのです。

また、戦闘コンテンツについては簡略化の一途を辿りました。
ヘイト管理の単純化・TPの廃止など、それ自体は面倒な要素の撤廃で歓迎していました。
ただ、よくよく思えば、ドヤ顔の簡素化(&ちょっとした新アビ)だけ実施して、大型拡張を通して何も新要素がないことにやっと気がつきます。
※黄金に至っては簡素化できるものすら残っていなかったため、これまでで最も変わり映えしない手触りとなってしまいました

DQ10で言えば魔物連れ歩き、宝珠など、(賛否こそあれ)何かしら提供があったものかと思います。今は知りませんが・・。

ギリギリの火力で床と戦う戦闘しかなく、ジョブバランスについてプレイヤーから厳しい声がある中では、調整しなければならない要素をそもそも実装しない方が開発は楽なのだろうとは思います。
どうせ最適解しか選ばないのかもしれません。
でも、そういう部分がゲーム性なのではないでしょうか・・?
そういう部分を徹底的に廃したFF16は面白くありませんでした。

さて、私にとってFF14の「やりがい」を担う零式については、
零式でしか入手できない装備・マウントをモチベーションとして、
ジョブを変える等の味変をしながら、なんとか踏破していきました。

しかし、パンデモニウム天獄編で限界を迎えることとなりました。
これは完全な好みの問題かと思いますが、
デザインがモチベーションに繋がるものではありませんでした
あれ、欲しいと思いますか・・?マジで・・?
練習して失敗して何時間も費やして、やっと手に入る最強装備がこれでふさわしいと運営が考えているなら、私は多分ターゲットから外れたのかなと感じました。
マウントのウーパールーパーも同様です。
戦闘コンテンツが好きな人が欲しそうなものだと思いましたか?
そういう人も全然いると思いますが・・。

私は零式をクリアする達成感は好きですが、ただ単に苦行に身を置きたいわけではありません。その先に何かを得たいと思ってプレイしています。
誰かより早くクリアしてイキったりすることに何の価値も感じていません。


引退:黄金のレガシー

緩やかにやる気を無くしていく中でクソ装備とウーパールーパーを提供されましたが、吉田Pが「第二の新生」と豪語する「黄金のレガシー」実装まで耐えることができました。

従前のライターは監修の立場になり、別のライターがメインクエを執筆するということで、どのような仕上がりになるのか、楽しみというより興味がありました。実際にプレイしてみたところ、トライヨラを出発してから蛮族クエのような茶番が続き、耐えきれず全てスキップをしました。
なんでGOサイン出たのこれ・・?

ちなみに、戦闘コンテンツの刷新を8.0に回して、今回は新鮮味のあるバトルをという触れ込みでしたが、これまでにない「見た目」なだけで、結局のところは床と戦うことに変わりはありませんでした。

望みの綱の新レイド、アルカディアについても、私の感覚からはかけ離れた装備が実装されました。ガンツっぽいバイクのマウントはウーパールーパーほど悪くはないですが、似たような雰囲気のバイクがギルで買える中、零式踏破の特別感があるかというと微妙です。

零式武器とマウントが明らかになったことでゲームを続けるモチベーションが爆散したため、このタイミングで去ることとします。

終わりに

以上、完全な自己満足でした。
プレイヤーが望むようなものを全力で提供してくれる開発ですが、
私が望むものはそれと多分ずれているのだと思いました。


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