Zeppelin Luna(7639-3)のデザインに惚れる。

※腕時計に関しては全くの素人が付け焼き刃の知識で書いてますｗ。ご了承ください。

先日ふと「腕時計欲しいな。。」と思ってネットで色々探しました。

こういう物を選ぶ場合、個人的な基準として

「奇抜ではないが個性的なもの」

というのがありまして、今回はそれに「高級感」という条件も付け加えて探しました。あ、あと「出来るだけ安く」ってのもありますがｗ。

実は腕時計を選ぶなんて超久しぶりで、その上今はネットで世界中の時計から探せるから色んなメーカーがあるのにびっくり。選び放題なのはいいんですが、いかんせん量が多い。。。ｗ
良いデザインでも某国製とかHPがアヤシイとかイタリアデザインと謳ってるだけで実はイタリア製ではないとか国内製なのに「正規輸入品」とかよくわからないものが多くて気が抜けない汗。

そんな中で見つけたのがZeppelin（ツェッペリン）というドイツのメーカー。
1987年創業とまだ老舗ってほどではないんですが、高クオリティで低価格が売りの今人気のメーカーとのこと。

フラグシップモデルは文字盤が三窓で細かい数字や線が一杯入ってて確かに格好良いデザインです。しかしながらこのスタイルも各社から出ていてその差別化はどうかと言われると、まだ抜けきれてないかなぁと。いや優秀なデザインではあるんですが、琴線に引っかからなかった。

しかしその中の一つだけ妙に惹かれたのが今回紹介する「Luna」というシリーズ。

女性向けに作られたらしいんですが男性が付けても良さそうなデザインなので、色々調べて大丈夫だろうということでゲットしました。

「Luna」はいくつかバージョンや色違いがあるんですが、その中で一番気に入ったのが型番でいうと「7639-3」です。金縁でネイビーの文字盤、ムーンフェイズ付き、ネイビーの革ベルトの構成。

で、このLuna、特に7639-3のデザインはとても秀逸だと思うんです。

・ケース径は35mmながらも厚みが11.5mmあるので存在感はそれなりにある。

・金とネイビーの組み合わせが醸し出す高級感。

・文字盤に刻まれた、風や波をイメージさせ、落ち着いた雰囲気と同時に躍動感も感じさせる美しい曲線模様。

・ムーンフェイズの愛らしさ。

・ムーンフェイズと日付の部分はアコヤ貝が嵌められていて、光があたると淡いピンクや緑になって反射する（下図参照、、上手く撮れない汗）。

これらが重なって、なんというか「魔女達の夜会」というかｗ、そんな妖しくも楽しい雰囲気を醸し出してるんですよねぇ。映画でいうとメリエスの「月世界旅行」にあるような、あのワクワク感かなぁ？

スワロフスキーのクリスタルが9つ散りばめられてるのも特徴ですが、これが思ったより控えめで、言われないと気づかないくらい（それくらい小さい、とも置き換えられるけどｗ）。金文字が反射するのとあまり変わらないので男性でも問題ないでしょう。

ドイツのデザイナーさんが真面目な中にも遊び心一杯で作ってくれたような雰囲気も受けますね:)

ちょっと調べたら、この時計のムーブメントはロンダ製706bとのこと。どうやら三窓用に作られたムーブメントを30度ほど反時計方向にずらして組み込み、左側にあるはずの機能を潰して2窓にしているみたいです。この発想も面白いなぁ。あえて機能よりデザイン重視で作られている事に気づきました。

男性向けとしてみると、ビジネスには向いてないかも知れませんが、フォーマルな催し物やパーティ、披露宴などから日常まで使える一品だと思います。

今このLunaシリーズは公式には無いみたいで、その他のオンラインショップで買える状態です（店頭は在庫次第かも）。なぜか7639-3はamazonでは半額以下で買えます（といっても海外の販売価格と同値くらい）。。。正直なところ、だから買った（買えた）ってのもありますｗ。

それでも予算よりちょっと高かったけど買って良かった:)