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中学野球②

私の息子は小学5年生で野球を始め、運動神経も良くなく、学童の時はほとんど試合に出れませんでした。練習試合は出してもらえたかな?

ちょっと強いチームだったから仕方ないですね。

中学は人数の少ないチームで試合に出れる機会が増えればと思いましたが、チームの選択は息子にさせました。

私はスタッフをやる気持ちはありませんでしたが、お手伝いぐらいは…
と思ってました。

同時にお手伝いしてくれる人が他に2名いて凄く心強かったですね。

1学年10名いましたが、初心者が4名。

中学野球で試合になるわけありません(笑)
正式にコーチとして私も参加させてもらうようになり、ベンチスタッフを行わせてもらう事になりましたが、2年の時は入りませんでした。

チーム方針なので、特に文句もなく自分が出来ることやれば良いと思い、そのままコーチとして続けました。

息子は相変わらず下手なので、試合には出たり出なかったり…

家でも野球の話はあまりしないようにしてました。選手間の事を聞いたり、誰がどう思ってるか?チーム内の情報収集をよくしました^_^

3年になりまたベンチスタッフに復活。
周りのスタッフからの後押しもあり凄く感謝しています。
年明けに選手を秘密で集め、ミーティングをやりました。チームに内緒で行ったので、本当は良く無い事。

この年の目標を決めたくて集めたのが1番の理由でした。

毎年、監督コーチがなんとなく言っていた内容を選手達から聞き出す事。
そうすれば自分たちが言ったことだから行動に現れると思って行いました。

結果、春の大会は準優勝する事が出来、9年ぶりに都大会へ出場する事が出来ました。

途中同年代のお母さんとかにも、いろいろな愚痴を聞く機会がありましたが、結果が伴ってくると文句もなくなります(笑)

本当に弱小チームで、周りのチームからも馬鹿にされた発言が多く聞こえてきて、大人の私も悔しい思いを沢山しました。

3年になったら必ず見返してやると思ってましたし、少し見返す事が出来て良かったと思います。

地域にも、下手くそな選手ばかりで、勝てた事を評価され、非常に嬉しかったです。

とはいえ、やるのは選手。
選手の頑張りがあってこその結果です。
大人はサポートしかできません。

地元の秋季大会は第3位。
周りからも3年になると作ってくるね。と言われるようになり、時間は掛かりましたが、やってきた練習が無駄じゃなかったと感じてます。

無事に卒団し10名中8名が高校野球をやっています。

みんな運動部に入り青春を謳歌しているようです。
今もオフの時はチームの手伝いに来てくれて助かっています。

今までの野球チームは監督コーチと選手の壁がありました。
今はその壁もかなり低くなってきてると思ってます。

毎年新入部員も10名以上入りチームも活気が出てきてます。
とはいえ、空気感はゆるいので、凄く上手い選手は入ってきません。

ここ数年のスタイルは【育成】

地道に練習を行った所が人間として強くなると信じ息子が卒団した今も楽しく活動しています。

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