小説ではなく、手記を堪能。
読書の記録
今回の作品は、藤崎翔さんの「逆転美人」です。
この作品もネタバレになりそうなので多くは書けないけど、こういう作品を考えること、そのための文章を選ぶとこと・言葉を選ぶこと、その工程がすごい。
面白かった!
途中、文章や言葉に違和感を感じる部分はあったけど、それも作者の思うツボ…
まんまとハマってしまった。
前半は読んでて辛くなる場面もあったけど…
これで終わりかよ!って思ったけど…
その後に、“嘘“という言葉が出てきた時には、
マジかよ!
おいっ!
って思ったけど…
後半に行けば行くほど、そんな“けど“は全部飛んでしまった。
しまいには、それをやりはじめたらゾクゾクしてしまった。
確かに、紙の本でなければできないトリック。
ほんとに発想がすごい。
わたしもそれに倣って今回の投稿に、トリックを仕掛けようと思ったのですが、15分で諦めた。(笑)
トリックを考えても頭に浮かぶのは、仲間由紀恵さんと阿部寛さんの会話がスルッとマルッと出てくるくらい…
この作品の後に刊行されてるのかな!?「逆転泥棒」という作品があるようなんですが、元々のタイトルが「あなたに会えて困った」だったようです。
多分、そのタイトルだったら気にならないし、買う候補にも入ってこなかったと思う。
でも、「逆転美人」のあとで「逆転泥棒」なら気になる。
noteを書くようになったり、以前ブログを書いていたときも、色々学んでからはじめたのですが、その中で“タイトルが大事“ということは、ほぼ全てのものに書いてあった。
まさにそれだ!と思いました。
また読書が“横“に広がりそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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