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勘違いも甚だしい…。でも面白い作品だった!

読書の記録

今回の作品は、くわがきあゆさんの「レモンと殺人鬼」です



素直に面白かったし、良かった!


父親の死、妹の死、母親の死と、次々に家族を失っていく小林美桜。

それぞれの死が殺人と不穏な空気が流れていて、美桜も命を狙われる。

そして、呼び起こされる過去。

美桜の運命は…


この作品は、『このミステリーがすごい』大賞の第21回の文庫グランプリ作品で、この賞を受賞した作品はハズレがない。(あくまでもわたしの主観です)

受賞作全てを読んだわけではないけど、今のところ面白くなかった作品はない。


第21回の大賞が小西マサテルさんの「名探偵のままでいて」で、同じく文庫グランプリを受賞したのが美原さつきさんの「禁断領域 イックンジュッキの棲む森」。(どちらも発刊時のタイトルです)

「名探偵のままでいて」は読みたいと思ってる作品だし、『このミス』受賞作はハズレがないので、第21回の作品に限らず、遡ったり追いかけたりするのも有りかと思った。


こうなってくると、読みたい作品が大渋滞。

読んでも読んでも追いつかない。


次は何を読もうか?

次は何を買おうか?


考えるだけでも楽しい。


特に、こういう面白い作品に出会うと尚更楽しくなる。


もちろん、面白くない作品もあるし、最後まで読みきれなかった作品もあるけど、それらは全て、こういった面白さに出会うための前振りだと思っている。


今回は良い作品と出会えたし、「このミス」受賞作を色々読んでみようと思った休日読書漬けの一日でした。


この表紙の娘の“歯“はどうなってるのだろう!?


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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