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#038 ~音楽を始めたきっかけ・出会い~

前回の続き〜

毎日毎日飽きずにせっせとせっせと曲を作ってはアレンジをする毎日が続いています。

渋谷の生活も結構楽しくて、週に1度の飲み会には参加していた記憶があります。

夏になり、白ちゃんが

「みんなで海水浴に行こう〜!」


という企画があり、車5台位10数人で千葉の外房にある白里海岸に向かいました。

私は実家から車を持ってきて柳君と一緒に現場に向かった時、柳君が私に質問してきました。

「実は海水浴って行ったことがなくて、1人どれくらいの予算なの?」

私は、「まぁ海の家で飲んで食べて8千円もあれば十分じゃないの!?」

て言うと、

「え?!そんなもんなの?! 分からなくて10万円持ってきたよ」

「そんなに要らないよ〜www」

って言ってたのに、海の家の焼きはまぐりが美味しすぎて、

2人で2万円も食べてしまった。


未だに忘れられませんwww


これまた余談になりましたが、
その中に私に打ち込みの機材を売ってくれた健ちゃんもいました。

健ちゃんと飲みながら話していたのが、

「チャーリー、Macintoshの打ち込みって超良いよ〜」

と、今で言うマックの話しをしてきたんです。

そうだ!健ちゃんは私に打ち込み機材を売って、コンピュータを買うって言ってたわ、と思い出した。

私の打ち込み機材も何の問題も無いのですが、マックが如何に良いか?!って話してきたので興味を持ってしまい、後日 行徳の健ちゃん宅にマックを見に行きました。

健ちゃんの部屋にはキーボードが沢山あり、それがマックへと配線されていました。

マックの機種は、SEという箱型の画面が8インチの白黒という今では考えられない位の低スペックですが、
その当時では最先端だったんです。

wikipediaで調べてみると
https://ja.wikipedia.org/wiki/Macintosh_SE

これになります。

OSがフロッピーディスクに入るほど容量が少ない時代でした。

そして、音楽制作用のソフト、motuという会社の、

Performer [パフォーマー]

を立ち上げてもらいました。

私の打ち込み機材も使い慣れているので便利なんだけど、このソフトはもっと細かい作業がかなり楽に出来る事が直ぐに理解出来て

うわぁ〜 こりゃ欲しいなぁ〜♫

私はとうとう、

〜Macintoshと出会ってしまった〜


帰りの首都高湾岸線を走りながら、もうとにかく

Macが欲しい〜!

という物欲にかられ、後日調べてみると、その当時はキャノンが輸入をしていた。

高校の同級生にキャノン販売に就職した友達がいたので、連絡をして川崎にあったお店に行ってみた。

そこには先程のSEの後継機種である、SE/30という形はほぼ一緒だけど、CPU(頭脳)がもうちょっと優れているMacがあった。

「これっていくらなの?!」と聞いてみると、

え〜〜〜〜〜!


という金額だった!!!
ジョイフルサンのギャラより高いwww

だけど、まけてくれるって言ったので、、、悩みに悩んで、、、ってか、

まぁ買うんですがwww

とうとうMacintoshを手に入れたのである!!!

今なら、OSがいくつで、ハードディスクとメモリがどれくらいで、ってのは分かりますが、
全く触ったこともなく、スペックってのも分からないで買ったので、

しかも、健ちゃん以外にMacを持っている人がいないので、毎回行徳にも行けず、自分で覚えるしかなかったんです。

デスクトップにあるゴミ箱、、、、

ゴミ箱って何だ?! 

というレベル。

最後にシステム終了を選んでパソコンの電源を切るのも知らず、電源を抜いていた。
よく壊れなかったものだ。

そのSE/30は、メモリ1Mb ハードディスクは40Mb という、ギガやテラなんていう言葉がまだまだ先の話のスペックであった。
ちなみにCPUは確か IBMの68030/16Hzだったと思います。

これが私が一番最初に買ったMacで、それ以降何台もMacは買ったけれど、金額はこのMacが一番高くて、性能はこのMacが一番遅い物であった。

ただ、これを買ったことで、更なる奇跡が待っているなど思ってもいなかった。


つづく〜


P,S 健ちゃんの仕事部屋には、燃えるゴミ、燃えないゴミ、という2種類のゴミ箱があった。
今では当たり前かもしれないが、千葉県は分別が早かったみたいで、横浜はなんでもかんでもまとめて捨てることが出来た時代だった。
それを知らなかったので、健ちゃんはなんてマメな人なんだ〜!って勘違いしていたwww

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