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2022参院選 紙面の残議席反映状況 その2

※2022年8月5日にCharlieInTheFogで公開した記事(元リンク)を転載したものです。


 先日、2022年参院選の開票速報を伝える7月11日付朝刊紙面の反映状況について紹介しました。

 前回は集計時刻を横軸にグラフを作りましたが、今回は比例選開票率を横軸としたグラフを作ってみました。使う紙面は前回記事と同じものです。2019年のときにも同様のデータを作っていますので下記リンクからご覧いただけます。

 グラフは、中面の各選挙区、比例代表の得票状況が詳細に載っているページの内容を元にしています。そのため1面掲載の残議席数とは一致しないこともあります。

 また、地方紙は共同通信集計のデータを使っているため「共同」としました。産経の各版は他の地方紙の進捗と齟齬がなかったため、「共同」に含めました。

 まず党派が決まっていない議席数のグラフです。

 党派未決議席数には選挙区の未決議席も含まれます。2019年と比べると、同じ程度の比例選開票率でも、未決議席数が多いことがわかります。

 比例代表で党派は決まっているものの当選者が決まっていない議席も加えた「当選者未決議席数」では下のようなグラフになりました。

 やはり同程度の比例選開票率では、10~15程度、未決議席が前回よりも多くなっています。

 ちなみにNHKが党派別議席数を確定させたのは前回2019年が午前4時35分でしたが、今回2022年は午前7時30分までかかりました。今年のほうが長い夜だったということですね。


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