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夜の虫は光を求めて

 夏の夜、電灯や自販機の光を求めて虫が集まってくる。沢山の虫が光に群がるのは、郊外では当たり前の光景とは思う。

 日経記事によると、実は彼らが光を求める理由は大きく分け、3つあるらしい。
が有力だが、はっきりこれと断定されてはいないらしい。

虫は開けた空間を目指す習性があり、明るい部分=空間とみなしているとのこと
電灯を月や太陽と間違えているというもの
光の周辺を暗い部分だと思い、暗い部分へ逃げようとして、かえって明るいところへ
 向かってしまうというもの

 虫が光に向かうことを利用して捕虫器があったり、虫を集めて殺す殺虫機能のある照明等も開発されている。虫にしてみれば、ただ人間の作り出した擬態に騙されておびき寄せられただけなのに、殺されてしまうのは理不尽なことかもしれない。

 「そこ!虫がいる。見たくないから早く殺してよ!」
そう言われると、今日も無益な殺生をしないといけない。あー南無阿弥陀。


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