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えっ 身長が縮んでる!

 最近読んだエッセイの中で俳優の松重豊さんが言っていたのだが、彼は大学入学時の身体測定で190cmの身長があったそうだ。かなりの長身である。59歳になった今は187cmとのこと。ということは大学生の頃から比べると、3cm縮んでいるのだ。人間は歳を取ると背が縮むと言われているが、それってどういうことだろうか?

 ネットで調べてみると、個人差はあるものの男女ともに18歳頃をピークに身長の伸びが止まり、40歳頃からは逆に縮む様です。平均すると10年で1cmぐらいの緩やかなものなので、あまり気付き難い様です。

 身長が縮む原因は①加齢そのものによる体の中の水分の減少 ②骨粗しょう症による背骨の圧迫・背骨そのものの変形 ③生活習慣による不良姿勢の
3つが考えられるとのこと。

 人間の体の1番大きな成分は水です。水分は子供の体内で約70%、成人のそれは約60%、老人になると約50%となっていき、徐々に水分が減っていくので、この分の身長減はある程度仕方がないところ。

 問題は骨粗しょう症と姿勢。両方とも生活習慣が影響してくるので、骨密度のチェックや姿勢を正すことは身長減少の予防にもなるらしい。逆に若い頃に比べてあまりにも身長が減る様ならその辺りの体調変動を疑ってみる必要があるかもしれない。

 世の中、体重は一生懸命気にしていても身長を気にしてしょうっちゅう図る人はいない。でも身長減にも危険はあることを改めて意識した。

 さて、冒頭の松重さんの話だが、若い頃に比べて3cmは想定内ということになる。

 そう言えば妻と結婚前に身長を尋ねられた際、177cmと答えていたのだが、結婚後に測ったら175cmだった。妻には嘘吐き呼ばわりされたけど、今なら胸を張ってあれは加齢による水分減少だと言えるね。(?)
本当は何となく7が並ぶ数字が見栄え良く感じたからちょっと数字を増やしてみただけなのだが(^_^)


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