資金調達について(1回目)
私は今までエクイティファイナンスで5回資金調達を行っています。
合計額は1億円弱になります。(公表はこれが初めて)
資金調達をしたこと無い人はなんか資金調達って難しそう。って思っているイメージをお持ちでしょう。
私が5年前に資金調達した時も同じ風に思ってました。そもそも誰から資金調達すればいいのやらと。
スタートアップ業界に入る前までもIT業界で起業していましたが、当時スタートアップの情報は特殊なため右も左もわからない状況でした。
※分らない人は、最低でも Tech Crunchと THE BRIDGEはフォローして毎日見る事をおススメします。
シード系で当時受けた所がヘルシンキ?で行われていたGoogleのアクセラレータープログラム、SFのY Combinator、MOVIDA JAPANが提供しているアクセラレータープログラムでした。
結果、Googleは受かったけど、「こっち来てからプロダクト良かったら出資するよ」的な流れでお金がないので断念。
Y Conbinatorは「成功を願ってるよhaha」みたいな感じで断られ、結果MOVIDA JAPAN5期生としてGENUINE STARTUPSというシード向けのVCから転換社債で五百万円出資して頂いたところから私のスタートアップ人生は始まりました。
※ちなみに同じ5期生の12社はMAや大型調達、ピポッドして頑張ってる企業ばかりです。(会社名は旧名の所もあります)
・Eigooo株式会社
・株式会社トランスリミット
・株式会社IkkyoTechnology
・株式会社coco
・soundforge株式会社
・Sttir, Inc
・株式会社Oden
・株式会社Combinator
・株式会社Rising Asia
・ロケットベンチャー株式会社
・株式会社マスカチ
・ALTR THINK株式会社
出資された時は事業構想はありましたが、プロダクトは何もありませんでした。
よって、出資して頂いた金額でプロダクトを作って次の資金調達までに事業が伸びる勝ち筋を見つけなければなりません。
予断ですが私は当時六本木のタワーマンションに住んでいましたが、2月に資金調達をして家は引き払い実家の神奈川県から電車で渋谷のMOVIDA JAPAN(新太宗ビル)のシェアオフィスで月20万円の生活費で働く事になりました。
金銭的には苦しくなったのに、ワクワクしていたのは今でも覚えてます。
私はCTOとして友人3人と2月に調達と共に登記して、4月にはイベントキュレーションアプリLIVE3をリリースしました。
当時スタートアップ業界の中でもバズワードでもあった"キュレーション"という着眼点もあったのかDL数は順調に増え8月頃には5万DL突破していました。
ただ、8月ごろには初めに調達したお金は既に無くなっており資金調達活動を行っておりました。しかし、仲間内でも色々あり資金調達活動は難航しました。
結果、資金調達は出来ず日々の生活もままならず当時立ち上げたチームは11月には3人から2人になりました。
年末から密かに一人で事業計画を練り直し作っていましたが、翌年1月23日の自分の誕生日には私だけになっていました。
そこから、既存VCのGENUINE STARTUPSから一人で1500万円の資金調達をする話は次回で。
ちゃーりー。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?