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【全文無料】2023シティリーグS1優勝 ミュウVMAX

記事を開いていただきありがとうございます。
あきた丸という名前でポケモンカードをやっているものです。
Twitter : @Sherlock12251

先日10/22(土)に行われたシティリーグにて、初優勝を果たすことができたので、デッキの解説や簡単な当日の対戦レポートを備忘録的にまとめました。
個人の主観や感覚値による部分も多いので、あくまで個人の意見として考えていただければ幸いです。

1. デッキ選択と環境読み

デッキ選択理由は単純で、フュージョンアーツ発売後はミュウだけをずっと使い続けており、それ以外のデッキを大会では全く使用したことがないためです。
森の封印石という強力な新カードを得たミュウを使わない理由はありませんでした。

私が参加したシティリーグは10/22(土)という新弾発売翌日という特殊な環境で、新カード(ルギア/レジエレキ/レジドラゴ)をどれくらい使う人がいるのか読めない状況でした。
ただ、新カードを調整しきれない人も多いだろうと予想して、もともと多かったギラティナやキュレムあたりが多いと思っていました。

環境予想
Tier1 ロストギラティナ, キュレム, ミュウ
Tier2 ロストバレット、アルセウスギラティナ
Tier3 ルギア, エレキクワガノン, レジギガス

実際当日はルギアばっかりだったので、私の予想は外れましたが、事前に練習していた限りでは、ルギアやレジエレキクワガノンはそんなに不利ではないと考えており、逆にプレイが難しい非Vのデッキがあまりおらずラッキーでした。

また、新弾で強化されたミュウを意識して、ドラピオンVは積極的に採用されるだろうと考えていたので、ギラティナ系やキュレムなどのデッキには必ずドラピオンが採用されている前提で練習しました。

2. デッキレシピと採用理由

基本的なデッキの構成は、先月開催されたCL横浜のシニアリーグで優勝された方のデッキを参考にしたので、基本的な部分の解説はそちらを読んでいただければと思います。
オドリドリなど必須だと思っていたカードが不採用の攻撃的な構成で、私自身も大変参考にさせていただきました。

●参考にしたCL横浜シニア優勝デッキ

CL横浜シニア優勝デッキ

こちらを参考にして、当日使用したデッキがこちらです。

●当日使用したデッキ

当日使用したデッキ

入れ替えたカードはこちらになります。

<抜いたカード>

・ウッウロボ3枚目、トレッキングシューズ4枚目 : 
封印石の枠を空けるため、ほしいカードを探すという意味で似たような役割のこの2枚を抜きました。
・やまびこホーン :
アルセウスジュラルドンにはこれがないとほぼ勝てませんが、もともと不利な上にあまりシェアは多くないので完全に切りました。
欲しい場面はあるものの、序盤は全く不要なため、同じく序盤に使えないツツジの代わりにこれを抜きました。

<入れたカード>

・森の封印石2枚 : 
さすがに強すぎるので採用。1枚だと引けず、3枚以上だとかさばるので2枚が安定と思います。
・ツツジ : 
最近は多くのデッキがドラピオンを採用しているため、そのカウンター用と、手札干渉がないと勝ちにくい非Vのデッキ対策に採用しました。
マリィは序盤にも使えますが、本来序盤に使いたいのはカミツレとボス・セレナです。終盤の詰めの際に4枚も引かせたくないので、ツツジを採用しました。

<不採用カード>

・オドリドリ:
デッキが61枚なら入れたいですが、なくてもプレイングで何とかできると思いました。オドリドリが必要なヒスイゾロアークやレジギガスには、崩れたスタジアムも刺さるので、不採用です。
・デオキシス:
ロスト系デッキ以外に役に立たないのであまり好きではないです。
サイコジャンプで解決できることも多く、1枚でミュウが技を撃てたり、ゲノセクトが逃げられるダブルターボは大事に使いたいです。
・いれかえカート:
こちらもよく採用されていますが、ミュウVMAXを下げるときに、先に1度逃げないといけないのが不自由だと感じたので不採用です。
30の回復が役に立つ場面もそんなになさそうと思っていました。

3. 当日のマッチアップ

すべては覚えていないため、印象的だった試合のみレポ記載します。

予選

✖ルギア : 
後攻スタートで手札事故気味。カミツレを打てたものの、火力アップのグッズを引けず、ルギアVを倒せずそのまま負け。1回戦負けで本当にメンタルに来ました…
○レジドラゴ
○アルセウスギラティナ
○アルセウスヌメルゴン
○レジエレキクワガノン : 
運よく階段が崩れず5回戦目が発生。比較的有利に試合を進められたものの、ドラピオンVをロストできず、運よく相手のネジキがサイドに落ちていたため押し切ることができました。
4-1 7位抜け

決勝トーナメント

○ルギア : 
後攻からメロディアスエコーを決め順当に勝ち。
○ルギア : 
1回戦目の方と再戦。後攻で攻撃できなかったものの、冷静にレジギガスを倒して絶対にミュウをワンパンさせない立ち回りを意識してプレイしました。
○ルギア : 
手札やや事故り気味、かつ相手に先攻で雪道を張られて厳しかったですが、負けそうな時こそアグレッシブにプレイすることを意識して、ちょっと怖かったですがバトル場のミュウにエナジーミックスでエネ加速して番を返しました。
ルギアというデッキ自体が自分の雪道を割る手段が少なそうだったので、あえて剥がさず相手にアッセンブルスターを使わせないようにしてサイドを稼ぐ作戦がうまくはまり、無事勝つことができました。

4. 最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回はシティリーグに向けた練習にいつも以上に時間をかけたので、良い結果を残せてとても嬉しいです。

予選1回戦負けでスタートしてしまいオポネントは最悪で、もし階段が崩れて5回戦目がなかったら、絶対にトーナメントに上がれなかったので、1日を通して追い風は吹いていたという意識がありました。
また、個人的にやや苦手意識のあったロスト系統に当たらず、マッチ運にも恵まれました。

今回がまぐれではないことを証明するために、これからも頑張っていきたいと思いますので、対戦する機会があればぜひよろしくお願いいたします。

5. おまけ(練習時の対面メモ)

一人回しで練習していた際のミュウ視点から見た対面メモになります。
見返すと所々怪しいところもありますが、何かの参考になれば幸いです。

ロストギラティナ
・後攻取った場合、殴れないと相当不利。
・後攻の場合は、ドラピオン入りの場合、1-2-2と取っていると、確実に負けるので、下記のルートでサイドレースを維持する。
①キュワワーの場合:ミュウのサイコジャンプでキュワワーを倒し、山にエネルギーを戻してメロエッタで受ける
②ウッウやゲッコウガの場合:メロエッタで攻撃
・ドラピオン入りに負ける場合は、だいたいドラピオン⇨ギラティナでスターレクイエムと動かれて、3-3でとられる場合。これを通させないようにプレイする。
・後1でドラピオンを出される可能性があるので、それで負けないような盤面は必要。
・盤面を作られてしまうと、ツツジお祈りが通じにくい相手なので、それに頼らないプレイングが必要。
・ドラピオンは確実に一回でロスト送りにすること。スタジアムが少ないく、先に貼っておいたロストシティが残っていることも多い。
・最後ドラピオンを倒してツツジロックする場合、ロストの枚数が7-8枚くらいなら、スターレクイエムの要求値を少しでも上げるため、釣り竿を引かれないことを願ってあえてロストシティを貼らないほうが良い。

●アルセウスギラティナ
・先攻有利(6:4)、後攻不利(3:7)のやや不利対面。
・ドラピオン入りかどうかでだいぶ勝率が変わるが、入っていることが多いためある前提でプレイする。
・ドラピオンが後1から殴ってくることがあるので、余裕があれば前メロエッタで終わるか、場に3体以下で番を返す。
・ドラピオンが見えたら必ずロスト送りにしたいため、安易にロストシティを切らない
・先攻後攻ともに全力で2-2-2を通す。特に後攻はメロエッタで1ターン目に2枚取れないと厳しい。
・ミュウはダブルターボでもアルセウスVSTARに倒されてしまうので、後攻で殴れない場合は最低2体置く。

●ロストバレット(ミラージュゲートなし超炎)
・サイコジャンプ打つ時はミュウを3体以上置く
・サイドが3以下に詰められたタイミングでツツジを撃って相手の事故を狙う
・ヤミラミ、ウッウはできればロスト送りにする(特にヤミラミ)
・サイド2以下になった時は、必ずリザードンを警戒する
・ダメージを負ったゲノセクトは、崩れたスタジアムでトラッシュして時間を稼ぐ

アルセウスミュウツーVUNION
・後1、先2でアルセウスを倒しに行き、できるだけミュウツーを作らせない
・進化前のアルセウスを狙い、2-2-2、2-2-1-1でサイドを取る
・ベンチを絞ってきた場合は、とにかくアルセウスを倒し続ける
・イベルタル入りの場合は必ず返しにロスト送りにする。2回動かれるとLOされやすくなる。

●レジギガス
・いかに雪道を貼られて止まらないかの勝負
・特定のレジ2匹をロストできれば勝てる
優先順位はギガス→スチル→ロック/アイス→ドラゴ/エレキ
※エレキ・ドラゴは最も3匹入っている可能性が高い
・崩れたスタジアムも6匹いる場面では有効。
・ツツジで縛る。
・まともにやり合ったらまず勝てないので、基本的にはVMAXで攻撃しつつ、ロスト2体送りを達成する。

●キュレム
・ゲノセクトの攻撃がかなり有効。
・カミツレ(2体ゲノセクト作る可能性あり)、フュージョンエネ、ツツジの枚数を必ず確認しておく。
・基本的に裏を呼ぶ手段が乏しく、後攻でメロディアスエコーでVを倒せないなら、無理せず弱点をつけるゲノセクトにエネを貼ってエンド。
・最近はドラピオン入りの構築が多い
・キュレムやドラピオンでワンパンされた返しにツツジで縛り、そこから巻き返しを狙う。
・裏工作パルキアと違い、必要パーツをかき集める力が弱いので、出来る限り要求値を上げてお祈りも有効な相手。
・モミが1枚入っている可能性があるので警戒。
・1-3-2のプランか、2-2-3を通す
・スターポータル残しでミュウVMAXを倒されるとほぼ負けなので、パルキアを優先的に倒す

●ミュウミラー
・基本先攻有利で、ブレがあるデッキのため、体感6:4くらい
・後攻から捲りやすいため、フュージョンエネ採用型の方がミラーに強い。
・後攻からの捲りプランとして、後1メロディアスエコーから1-3-2、2-2-2と取るプラン。(後者はその時点で大きく有利)
・ミュウVMAXのワンパンラインは+30×4
※ダブルターボと相手のオドリドリ重複の場合のみ5枚要求
・できる限りタブレット、フュージョンエネルギーは温存し、VMAXをワンパンできる可能性は常に残しておく。
・最悪ミュウVMAXを盾にして、崩れたスタジアム+ツツジで縛る。

●ロトムVSTAR
・基本Vがたくさん並んでくる相手なので、やや有利よりの対面。
・負け筋は3-3と先に取られるパターンなので、後1先2メロエッタを挟めばかなり有利に立ち回れる。
・トラッシュに道具がない状態なら、ツツジで止まりやすい。
・ビリリダマ等は基本無視。

●ルギアVSTAR
・耐久性が上がった代わりに、VMAXをワンパンしてこないゾロアークというイメージ。
・基本は進化前のVを2体以上倒すルートで勝ちに行く。
・VSTARのワンパンは基本1回が限界。
・クロバットVMAX、レジギガスが入っているケースもあるので注意。
・アーケオスはほぼサイドレースに関係ないため、あまり優先して倒す必要はない
・雪道が採用されることが多い




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