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チャリティーコーチ 初年度の活動報告

 私はチャリティーコーチとして、私のコーチングを受けて頂いた方、もしくは私のコーチング研修を受けて頂いた団体に、私が支援をしている難民支援協会に直接寄付をして頂くという活動をしています。

 このチャリティーコーチの活動は三方良しというメリットがあります。

1. クライアントにとってのメリット
 コーチにコーチング料金を支払わないのであれば、無償でコーチングを実施しても良いのでは?という方もいらっしゃるかと思いますが、有償でコーチングを受けるからこそ、クライアントは本気で自分を変革したいという気持ちが高まります。私としてはコーチングを受けて頂くからには本気で変わりたいという人に受けて貰いたいと思っています。また、クライアントにとっては自分が寄付をすることで他人(難民)の役に立てているという実感を持つことができます。特に自分に自信がない方にとって、他人への貢献から始めることで自己肯定感が高まります。

2. コーチにとってのメリット
 コーチである私には一銭もお金は入りませんが、コーチングという短時間で実施できる活動を通して、自分を通じて寄付活動に参加してくれた人が増えたこと、またコーチングを通じた自己の成長につながります。仮に街頭で声をからして募金活動を募ったとしても、1時間半で10,000円の寄付金を集められる自信は自分にはありません。自分が得意とすることで貢献するのが一番だと考えています。

 一度コーチに支払ってもらった上で、寄付をすれば良いのでは?という考え方もありますが、私の場合は一度自分の懐に入ってしまうと、どうしても欲が出てしまいます。つまり、頂いたお金の一部だけを寄付すれば良いのではという欲です。そのため、そういった私自身の欲を自ら抑える仕組みとして、クライアントには自ら直接寄付をして頂くという仕組みをとっています。

3. 募金を受ける団体
 募金を受ける団体からしてみれば、広報活動をすることなく、私を通じて寄付活動をしてくれる人の母数が増えるというのは好ましいことであると思います。人は傾向として、自分と同じ境遇にあった人を助ける活動は共感を得られやすいものの、そうでない人の立場は共感しづらいところがあります。

 特に私が支援している難民支援協会のような団体の場合、日本人は自分自身が難民の立場に立つ経験がなく、寄付金も集めにくいことが想定されます。そういった活動こそ積極的にサポートしていく必要があると思います。

 2021年1月からこの活動を始めて約1年、私を通じて合計で45,000円の寄付をして頂くことができました。本格的にコーチングを職業で取り組んでいる人と比べれば本当にわずかな金額です。ただ、今の私にとっては本業の仕事と家庭に重きを置いていることや、何も活動していなければ通常毎年私が個人で寄付していた寄付金額10,000円で終ってしまうことを考えると小さな一歩が踏み出せたのではないかと思います。

 いよいよ12月となりました。今年1年間の振り返り及び来年実現したいことをコーチと一緒に考えませんか?

 ご興味があれば、下記サイトの問い合わせ画面からお問合せ下さい。





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