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もっと建設的な話をしようよ!日韓関係を煽るワイドショーにひとこと

こんにちは!チャリツモインターンのつむじです。今回から私が気になったチャリツモの記事を、紹介していこうと思います。
今回取り上げるのは、コチラの記事↓

K-POP大好きなイラストレーターが、日韓関係サイアクな時期に韓国に旅行に行ってきた話

去年公開されたKameさんの韓国旅行の話。
私にも韓国人の友達がいるので、目にとまりました。

この記事の中で私の好きなポイントは、「政府同士は仲悪いけど、個人レベルでは平和にやれている。」ということを伝えているところ。
あと「日韓関係の報道の仕方に対して疑問を持っている」ところです。

「個人レベルでは平和」と言うのは、もちろん人によって個人差のある話で、国籍や家族、話す言葉が理由で差別を経験した日本人、韓国人、在日、在韓の方はおられると思いますし、いろんな想いがあると思います。
でも私の経験からすると国関係なく、個人レベルではみんな同じ方向を向いているような気がします。「人と人は、仲良くしよう。そして、その関係を大切にしたいよね。」と言う感じ。
Kameさんのインタビューからもそこら辺は感じられると思いまし、私もそれに激しく同意します。

“日韓問題”は世代で捉え方もだいぶ違うと思います。やっぱり若い世代は歴史に強くとらわれ過ぎず、柔軟なマインドを持っている傾向にあるのかな。
「歴史を学ぶのは大切だが、私の友達は国籍関係なく友達なんだ。政府同士が仲悪いからって友達との友情が壊れるなんて、なんか変な話だよね」
っていう感覚だと思います。

そもそも国=自分じゃないと思うんです。確かに「国」って言うのは自分のidenitity を築くのに大きな要素だと思います。でも、don’t take it too personal.
自分の国を批判されたら短絡的に個人が怒ったり恨んだりするのはなんかちょっとpersonal に捕らえ過ぎなのかな、という気がします。
その現象が多く見えるのがやっぱり比較的上の世代の方な気もします。(でも時代背景もあるからそうなってしまいがち、と言うのは理解できる)

そしてそれを利用して煽るのが日本の報道のやり方。「日本が or 韓国がこうした、あーした」って。
それが建設的な議論ならともかく、全然そんなことない。特にワイドショーは愚痴を聞いているような気分にさせられるので、日韓問題がやっていても私は基本的に見ません(っていうかワイドショーは見ません)。いい気分にならないし、建設的ではないんですもん。

あとKameさんの記事にも出ていましたが、テレビのコメンテーターが、「路上で日本人の女性観光客を、訪れた国の男が襲うなんてのはね、これはもう世界で韓国しかありませんよ」と発言されたようですが、これはちょっと衝撃的でした。
こんな強い偏見を持っているおじちゃんがコメンテーターとしてテレビに出ていることに呆れたし、これを国際感覚があまりない人が見たら信じちゃうからほんとにやめてほしいと思います。

日本のワイドショーとかニュースのコメンテーターっていかにも『頭いいです』みたいな人がいかにも『正解です』みたいなことをいかにも『その話題に精通してます』風にコメントしてたりする。でも肩書きとかをみてみると、その話題と全然関係ない専門家だったりするんですよね。

私はシンプルに、友達と仲良く遊びたい。
趣味とか、スポーツとか、映画とか、恋愛とか、言葉の違いとか、韓国コスメとか、チヂミはなんであんなに美味しいんだとか、スラムダンクのミッチーは最高だとか、そう言う話をして、楽しく過ごしたい。

歴史や政治を軽視していいということではありません!
お互いの偏見や差別意識を強めるために歴史や政治を学ぶのではなく、今後仲良くやっていけるために学んでけたらいいなと思っています。

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