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インターンメンバー「アン」自己紹介

はじめまして、こんにちは。チャリツモ新人インターンのアンと申します。
先月からチャリツモで、インターンをはじめました。

私は、ジェンダー(特に「表現する性」)、イスラーム、発達障害、食などに関心を持っているティーンエイジャーです。

あ、私は、今のところ「She」です。(以前チャリツモのつむじさんが書かれた『アメリカの女子大では、自己紹介で使ってほしい三人称を宣言する』という記事を読み、良い習慣だなぁと感じたので、ぜひ使っていこうと思いました)
でもまだ、questioning。今も学びながら、自分のidentityを探している途中です。


さて、今回は自己紹介として、私自身について少しお話しさせていただきます。


コロナがくれたギャップイヤー期間

私は10代なのですが、今は学生ではありません。

ただいま、ギャップイヤー(※)中なのです。

※:ギャップイヤーとは、主に大学入学前、もしくは在学中に学業から一度離れ、ゆっくりと自分と向き合ったり、旅に出たり、インターンやボランティアをする…そんな期間です。日本でも少しづつ増えてきているようですが、欧米の学生の間ではとてもポピュラーみたいですよ。

多くの人は計画的にギャップイヤーをとるのだと思いますが、私の場合は思いがけずギャップイヤー生になりました。
本来なら、この9月からアメリカの大学へ進学する予定だったんです。しかし、コロナの影響を考え、入学を一年間延期したんです。7月初め頃のことでした。

今年は世界中でコロナウイルスの感染拡大があり、アメリカも、入学予定の大学も大混乱。毎日状況は目まぐるしく変わり、情報もあやふや。この先の予想なんてできません。
はじめは行く気満々だった私も、情報を得ていくうちに、だんだんと不安が押し寄せてきました。

「それでもやっぱり、早く大学の授業に出て、新しいことを学んで、ディスカッションして、勉強したい!」
「けど、こんな状況で不安なまま、私、アメリカで落ち着いて学業に集中できる?」
「病院へ送られたり、一人で隔離された場合、自分一人で英語の対処できる?」

ひとりで常に、脳内会議。そして毎日、家族会議。

わぁぁぁぁぁぁ。

考えて決めないといけないことが目の前にあるのに、気がついたら思考停止。
もうパニック状態で、毎日泣いていました。


自分のタイミングで生きることを決めたら、前向きになれた

でも、ある日、ふと思ったんです。

「大学に行くのって、今じゃないとダメなの?」

別に、2020年9月だけの特別授業!なんてものがあるわけでもないし、大学に年齢制限があるわけでもない。
必ずしも『今年』である必要はないんですよね。

その時、なんだかすごく納得できて、心がすっと落ち着いたんです。

それまでは、なんとなく『延期』という決断をすることに、後ろめたさを感じていたのだと思います。
留学友達の多くはアメリカに行っちゃうし、一人だけおいてけぼりになった気分になって、今行かないと後悔しちゃうんじゃないか。そういう思いに囚われていたんです。

でも、これは自分の選択、私の人生。人と違ったっていいんです。

まわりに合わせて無理する必要なんかなくて、今年が不安なら来年行けば良い。
その分、今しかできないことに取り組んで楽しもう!

するととたんに、前向きに考えられるようになったんです。

そして、納得した状態で、大学に入学を延期する旨を伝えました。
(ちなみに、アメリカの大学側は「留学生は特にビザの問題もあるから、入学延期したいなら気軽に申し出てねー」くらいのスタンスで、臨機応変に対応してくれました。)

とはいえ、自分で決めたとしても、9月からの大学生活がなくなってしまい、はじめはちょっぴり落ち込みました。
また、決断するまでに自分がパニック状態に陥ったことで、自信もなくしてしまったのです。


自分と向き合って決めた、新たな挑戦

そこで、まずは自分と向き合うことに時間をかけてみました。
自分の性格を理解して、そして受け入れ認めてあげる。そうすれば、短所には対策をたてておけるし、長所を活かしていく方法も何となく見えてきます。
次第に上手く自分と付き合っていけるような気がしました。

そうするうちに、ちょっぴり自信も出てきて、新しい挑戦もしたくなってきたんです。
こんな経緯でたどり着いたのが、チャリツモでのインターンでした。

優しい雰囲気や記事の独自性に惹かれて、ひと目で大好きになったチャリツモ。
「むつかしく」ではなく「やさしく」伝えたいという想い、そして「みんなで考えようよ、議論しようよ」という姿勢が好きになりました。

そんなチャリツモに、今こうやって関われていることはとても幸せなことだなぁ、としみじみ。
あんなに落ち込んでいたのが嘘みたいで、今では延期したことに全く後悔していません。
きっとあの時の渡米は、私にとってベストタイミングではなく、ここへたどり着くための「お知らせ」だったんだと感じています。

こうやって、大好きなモノに関わっていられるということを大切にしていきたいですね。


これからよろしくお願いします!

というわけで、これからチャリツモにてインターンをさせていただきます。
私にとって初めてのインターン。ドキドキしていますが、私らしく精一杯お届けしますので、みなさま、どうぞよろしくお願いします。


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