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インターンメンバー「まあや」自己紹介

こんにちは^^
新しくチャリツモのインターン生になったまあやです。
今休学中で東京大学5年目です。
 
今回、社会課題を構造化して発信したいという想いからチャリツモに入りました。
この記事では、なぜ私が社会課題に関心をもったのか、なぜチャリツモに入ったのかを書いていきます。皆さん、しばしお付き合いください♪

アンダーグラウンドな世界から、社会の闇を感じた幼少期

そもそも、私がなぜ社会課題に関心をもったのか。それは母親の影響です。
私の母親はアンダーグラウンドな世界に関心があって、私は幼少時代をオウム真理教や子どもの虐待の話の本やドキュメンタリーに囲まれて過ごしました。そんな環境で育ったせいか、私は小さい頃から、「世の中の物事には光と影の部分があり、日常生活で触れている情報はその光の部分だ」ということをなんとなく考えていました。

そして、いつしかその考えは、その影の部分を解き明かしたいという想いに変わっていきました。こういった背景をもち、私はこの後社会課題へ傾倒していくこととなりました。

学生時代、ボランティア現場で感じた違和感 

さて、幼少時代から時を経て、大学生になった私の社会課題への傾倒は、大学の授業を通してより深まっていきます。

きっかけは、2年生のときに受けた社会学の授業でした。
その授業では、日本の経済的格差についてグラフを通じて質量的にみて、諸外国や過去のものと比較しながら学びました。この授業で、物事をマクロ的視点で観察して分析することの面白さを知った一方、社会課題を机上だけではなく、現場にいって体感したいという想いを抱くようになりました。

授業を通じて「現場を見たい」と思った私は、とりあえず思いつきで国内外のボランティアに参加してみました。

国内では、途上国に寄付するためにイベントを運営して寄付を募る団体に関わり、海外では、フィリピンのスラム街に1週間ボランティアに行きました。そして、これらのボランティアを通じて「根本からアプローチしないと問題は解決できない」と感じたのです。

特に、フィリピンでのボランティアで印象的だったのが、ボランティアに来ている人たちの善意が、問題解決にあまり直結していないことでした。現地では、スラム街の人たちに食事や物資を提供する活動に参加したのですが、現地の人に支援について聞いてみたところ、「援助を受けてはいるが、何年も状況は変わっていない」とのことでした。

このような状況をうけて、私は問題が起こったあとの事後処理をするだけでは何も変わらないことに気づきました。そこから、社会問題の原因になっている、根本にアプローチする方法を模索するようになったのです。


社会問題の根本からアプローチするには?

ボランティアを経験し、ボランティアならではの課題を感じた私は、「企業が社会課題にどのようにアプローチしているか知りたい」と考えるようになりました。

そこから、ビジネスで社会課題の解決を図るソーシャルビジネスに関心を持ち、インドネシアのチョコレート会社で働いてみることにしました。事業を通じてなら、ボランティアより深い次元で課題解決に関われると考えたからです。

その会社では、カカオ農家の生活向上のため、農家から直接カカオ豆を高値で買い取り、チョコレートを加工・販売していました。私は、その商品の日本での認知度向上のためのPR活動を担当しました。活動を通じて、確かにその会社の認知度はあがり、その商品を通じて社会や環境に対する意識が変わったという人はいました。

しかし、一方で別の課題も見えてきました。「社会や環境にやさしい商品をPRしてそれを購入してもらったところで、その商品に関係のある人(カカオ農家)しか救われない」「購入してくれた人たちは、そのときのPRに影響されて刹那的に購入した可能性も高いだろうし、そのあとも自発的に他の社会・環境課題へのアンテナを張って行動するのだろうか」。

考えを巡らせた結果、これでも本当の課題の解決にながるのかわからないと感じるようになりました。

こうした経験から行きついたのは、「社会課題を根本的に解決するには、人々が自発的に動いて、根本にダイレクトにアプローチできなければいけない」ということでした。

しかし、全く社会課題に関心のない人が自分から行動するようになるはとても難しいことです。

そこで私は「社会課題に関心があるけど、複雑でよくわからなくて行動を起こせない人」をターゲットに、社会課題が起きている背景を整理して、誰でも簡単に社会課題に根本的にアプローチできるような「マップ」を作りたいと思うようになりました

チャリツモでは、小学生でもわかるように社会課題を伝えるということを大切にしています。私の考えととても親和性が高いと感じ、インターンとして参加することにしました。

まず、有象無象に拡散された様々な情報を整理して、構造立てて、誰が見ても「あ!ここが原因なんだ!」とわかるような記事を書いていきたいです

よろしくお願いします^^


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