「練習期間だし、しばらくは完成作品を見ないであげよう」と思い、文化祭後の一冊目(毎回冊子にまとめる)には目を通さなかった。昨日食卓の上に彼の通算三作目になる小説が掲載された冊子が刷り上がったばかりで誰にもめくられずに置いてあった。内容は気にはなったが、読まずに置いたままにした。

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