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就活の全体像~前半~

※この記事は「1か月Note連続投稿チャレンジ」の16日目です。

本日は「選択と集中の就活術」の4記事目をお届けします。

2つ前の記事で、就活生が最初に取るべき行動として、「就活の全体像を把握する」という事を書きました。

今回は、私がオススメする就活の流れについて解説します。

全体の流れ

まずはこの図を見てください。

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※この図は具体的に22卒のスケジュールを示しているものではなく、全体の流れを捉えてもらうために作成したものです。

時期によってやるべき内容が異なってくるのが分かると思います。

今日は前半編として「自己分析」「テスト対策」「業界分析」の3つについて解説していきます。

1. 自己分析

《目標》
・就活の軸を決める(最大で3~4個)
・「自分のことなら何でも答えられる」という自信を持つ

自己分析を行う際、目標とすべきことは2つあります。

1つ目は「就活の軸を決めること」です。

例えば私は

《私の軸》
・30歳で年収1,000万を無理なく達成できる
・年功序列ではなく実力主義
・総合職採用ではなく職種別採用

という軸を持っていました。

なぜ就活の軸が必要なんでしょうか。

理由は2つあります。

《就活の軸が必要な理由》
1. ESや面接で絶対に聞かれるため
2. どこの会社、職種を受けるか選ぶ時の基準にするため

特に2.に関して言えば、世の中には数えきれないほど会社があります。

全部の会社について調べるのは大変ですよね?

でも、就活の軸があれば、それをもとに会社を選ぶことができます。

選択と集中の就活においては非常に重要な要素なので頑張って軸を決めてください。

では、具体的にどうやって自己分析をすればいいんでしょうか?

方法は簡単です。

《シンプルな自己分析方法》
1. 白紙のA4用紙を用意する
2. 右上に1つ質問を書く
 例)あなたが今までで一番幸せだった時はいつですか?
3. 箇条書きで答えを書く
4. 自分で答えを深ぼっていく(なぜ?だから?と自問自答する)

これをひたすら繰り返すだけです。

1枚20分ぐらいかけて、1日5枚を目安にやっていきましょう。

「は!?それ100分かかるじゃん。長すぎ。無理。」

そう思った人は就活を甘く見ていますね。

最初の記事でお話ししましたが、就活は大学受験より大変ですよ。

倍率も数倍どころではありません。

それだけライバルが多い中でどうやって目立てばいいんでしょうか。

誰にでもできるシンプルな方法が「自己分析」なのです。

自己分析をして、自分自身を深く理解して、面接に臨む。

そうすると、面接で「自分の言葉で、自信を持って、素直に」話すことができます。

それだけで面接官の目には「この子は自分のことよくわかっているな。」と映ります。

ですから、就活生なら1日100分ぐらいやりましょう。

自分のことを深く知っていくことは楽しい作業ですよ。

最初は大変かもしれません。

思い出したくないことも思い出さなくてはいけないかもしれません。

でもきっと最後には誰よりも自分のことを理解して、自信を持っている状態になることができます。

2. テスト対策

SPIなんかで落ちてしまったら本当にもったいない。

勉強すればいいだけなのに、それをやらないから落ちてしまうんです。

ここについては私からお伝えすることは何もありません。

しっかり勉強しましょう。勉強しないで落ちたらあなたの責任です。

3. 業界分析

単に業界分析と言っていますが、実際は以下の3つをまとめて「業界分析」と言っています。

《業界分析の3要素》
1. 業界分析
コンサル業界、不動産業界、金融業界など
2 企業分析
アクセンチュア、野村不動産、三井住友銀行など
3. 職種分析
営業、企画、データサイエンティスト、プログラマ、コンサルタントなど

業界分析や企業分析はしっかりとやっている学生が多いと思いますが、忘れられがちなのが「職種分析」です。

日本では「お仕事は何をされていますか?」と聞かれると「株式会社○○に努めています」と答えるそうです。

一方でアメリカでは「データサイエンティストをしています」などと職種で答えることが多いそうです。

私は「どこの会社に属しているか」よりも「何ができるのか」の方が重要だと思っています。

転職が当たり前の時代では「何ができるのか」がより重要なのです。

「○○に努めていました」よりも「○○をしていました」の方が、その人が実際にどんなスキル・専門性を持っているのか分かりやすいですよね?

ですから是非、「職種」という軸も大切にしてください。

では業界分析の方法です。

《業界分析の方法》
1. 業界分析
・業界本を読む
・「外資就活」や「OneCareer」のコラムを読む
2 企業分析
・会社HPを見る
・社員に会う
・社員が出版している本を読む
・「OpenWork」で口コミを読む
3. 職種分析
・「営業 仕事内容」「職種の違い」などGoogle検索をする
・「外資就活」や「OneCareer」のコラムを読む
・社員に会って具体的な仕事内容を聞く(実際の1日のスケジュールを聞くのがオススメ)

上で紹介しているサイトはリンクを貼っておきますね。

それからこの業界分析ですが、2段階で行っていただきたいです。

最初は「広く浅く」です。

自分の興味がない業界なども見てみましょう。

意外なところで面白さを感じたりすることがあるかもしれません。

実際に興味がある会社が見つかったら「深く」分析していきます。

HPなんかは全部のページを見る覚悟で。

その会社に関連する書籍なんかも数冊読んだ方がいいです。

それからOpenWorkで口コミを見る際ですが、「退職検討理由」をじっくり観察することをオススメします。

その会社の人が何を感じて辞めたのか、あるいはどのような展望をもって辞めたのか実感することができます。


さて、ここまでが「就活の全体像」の前半になります。

明日に後半部分をお伝えしようと思いますので、しばらくお待ちください!

それではまたお会いしましょう。

皆さん、いつも読んで頂きありがとうございます。 これからも「小さな気づき」を与えられる記事を目指して頑張っていきます!