見出し画像

バアサン、飯炊き以前の問題発生。

昨日も。

も~~~~~~~~ほんと~~~~~~~~~に疲れ果てまして。

早くも精神が崩壊寸前です。


昨日は久々にバアサンとのペア出勤。

バアサン嬉々としてまたご自分のお話に夢中になっておられましたが、ようやく話を受け流す技を体得しつつあるワタシは、聞いてんだか聞いてないんだかって風にして、自分の仕事を粛々とこなしておりました。

最近、ガス釜の調子がどうにも悪いもんで、調理補助がガスに火を入れる様子を毎回なんとなくは観察しています。
昨日もバアサンが「よっこらしょ。」と丸まった背中でひざまずき、スイッチを何度か押して無事火が付いたのを確認してはいました。

あいにく、昼に立て込んだメニューだったので、朝のうちからいろいろ準備せねばならず、時間ギリギリまであくせく準備をしていた7時10分。。。


「あ~~~~!!何よこれ~~~~~!!!!」


と、バアサンが雄たけびを上げました。


見ると、そこには空っぽの釜が。




・・・おい、コメは?





バアサン、米入れてないのにスイッチ入れてやんの( ゚Д゚)。

飯炊きがメシ忘れてどうする?



最悪です。

つうかお前、毎日浸水された米を冷蔵庫から出して、自分が釜に入れてるよね?
なんでその作業せずにスイッチ入れた???


まぁ、バアサンの肩持てる部分のあるところは、前日の遅番が朝の米を研いで浸水させとくんだけど、それを忘れられてて。

だからってあ~た、朝来た時点で自分が炊くはずの米が冷蔵庫にないって、普通に気づいてくれてればなんの問題もなかった話。


マジばかか"(-""-)"。



ありがたかったのは、たまたま上司が遅番なのに朝から来てくれてて。
発注が間に合わないからって事務作業してたんだけど、そこに慌てて、

「米、忘れられてました!」

と米袋握りしめてワタシが走り去ったもんで、さすがに上司も慌てて厨房に入ってくれて。

「どうしよ。こんな時間だし、間に合わない、どうしよ。」

と、使いもんにならなくなったバアサンを二人で宥めながら、猛ダッシュで米の準備をします。
浸水する時間も蒸らす時間も一切ないけど、なんとか炊き上げられるかって。

提供時間は朝の7時35分。

残す時間はその時点ですでに20分を切ってて。

炊き上がりまで10分だけど、その間もこっちの作業を剛速球で終わらせねばならない。
汁入れながら、動揺するとこっちまでミスが重なるから慎重にせねばと、それでも速攻作業を終わらせて。

当然バアサン一人に任せられないから、炊き上がった段階でバアサンの横に入ると上司がきょとんとしてました。

「そっち大丈夫なの?」

今日はたまたま上司がいてくれはしたけど、ほんとならワタシ一人で対処せねばならなかったわけで。いてくれるだけで心強かったけど、出来る限りは自分たちでやるべきだと思いましたので、

「大丈夫です。やれます。」

と、バアサンの補助に入ります。

茶碗にバアサンが入れたものをワタシが配膳車まで持っていって配置。とにかく時間がないっ!

最後の一個を入れ終えて時計を見ると、なんとか35分!ギリ間に合いました。



はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。

マジなんなん。毎回信じられないミス。




無事に届けることはできたけど、あのコメ大丈夫だったんだろか?あはは。




その後。

おかげで昼の準備が滞っておりますので、休憩時間もほとんどとらず、あくせく和え物などを作っておりますワタシに向かってバアサンのデカい独り言が始まります。


「いやぁ、冷蔵庫にないからてっきりお釜に入れてくれてるのかと思ったのよ~。」

「まさかお米の浸水忘れてるなんて思わないじゃない?お釜に米が入ってないのに『米が入ってません。』とか言ってくれないのよね~。釜が古いから。」

「も~、なんで〇〇くん(昨日の遅番)忘れちゃったのよ~。忙しかったのかもしれないけど、まさか、ねぇ~?」




うるせぇっ!!!!



彼女なりに、自分の間違いをなかったことにして誰かのせいにしたいんでしょうけど、そんなんど~でもええわって。
こっちはおかげでヒリヒリしながら午後の準備をしてるんだから、せめて邪魔するのはやめろっつうのっ!!




マジ朝から血圧マックス事件。



けど、昨日はワタシにとって、この事件以上のことがありまして。

いやぁ、ほんと。

ポンコツな厨房に入ってもーた。って話。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?