見出し画像

またもバアサンの攻撃がきた。

今日はバアサンとシフト。


入った当初のように、一方的に自分の話ばかりはしなくなったが、相変わらず話は合わない。

そんなことはどうだっていい。ちゃんとやってくれさえすれば。


バアサンが、昼のメニューの禁止食材についてたずねてきた。

「お昼はぁ~・・・豚肉?」

いや、違うから。メニュー見ろや。


「いえ、鶏です。」

「えっと…豚肉の他は~…」

「いや、鶏肉です。」

「えっと~、野菜は大丈夫、と…。」


ちゃんとした返事が返ってこないから、ちょっとだけ切れましたので、デカめに言いました。

「あの、昼、鶏肉ですっ。」


だいぶデカい声で言いましたし。さすがに聞こえただろう、と思いましたよ。こっちは。


粛々と作業を進め、全部の提供を終えてバアサンが「お疲れさまでした~。」と厨房を出たのが12時半前。
やれやれと一休みしてると、なんだかデカい声を張り上げてバアサンが戻ってきました。

「ね~~~! お昼、豚肉よね~!?」


ちげぇよっ!!


予想した通り、バアサン豚肉と勘違いしたまま配膳をしておりまして。まんまと鶏肉禁のお客さんを見落としておりました。

ガッテムッ!!


「え~鶏肉なの~?」

と、こっちに不服そうな顔をしてきたので、思いっきりデカい声で、

「言いましたよね!?2回も3回も『鶏肉です』って言いましたよね!!??」

頭から沸騰液が漏れだしそうになりながら、半笑いで言いましたよ。笑うしかないからね。


さすがにこっちの怒りが伝わったようで、

「あら?そうだったの? 聞き逃しちゃったのね。ごめんなさいね~。」

とは言いますが、やつは時間で帰ります。
その後、鶏肉の代わりに別の物を作り直すのも、それを持って謝りに行くのも、このワタシなわけっ!!!!!


も~~~~~~~いや~~~~~~~~"(-""-)"!!!!!!!


も~~~~~~マジで嫌い。いい加減にして。

その後、あまりに頭に来たので上司に、

「バアサン(ちゃんと名前で言いましたよー_-)のミスって、ワタシに致命傷を負わせるんですよね。」

と申告しましたところ、大爆笑はされました。

いや、爆笑ネタじゃないのよね。これ、マジ助けてモードなんだけど。


ほんとマジやめて。

今日の件に関してもだけどバアサン、人の話聞かないという奇病を持っていらっしゃるようなので、今後は返事するまで、

「おいババア!鶏肉だっつってんだろ!!」

くらい、きつめに答えてもよろしゅうございますかね?

も~マジやだ。

あと半年か。

とほほほほ。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?