コムラサキ
近所で見かけるこの木。
時々見に行っては、紫が濃くなっていく様子を楽しんでいます。
この植物のことを、私はムラサキシキブだと思い込んでいましたが、noteに書こうと、念の為に調べてみたら、コムラサキのようです。
ただムラサキシキブの名で流通していることも多いそうです。
両者の見分けは、葉や実がついている時期なら、比較的容易です。
ムラサキシキブ
自生種。
実のつきかたがまばら。
樹形は2〜3m。枝は上を向く。
葉の縁全体にギザギザの鋸歯がある。
花(あるいは実)と葉の根元がほぼ同じところから出る。
※ムラサキシキブは下記の記事で写真をご覧いただくことができます。
コムラサキ
園芸品種。
実はまとまって沢山つく。
樹高が低め。1~2m。枝は枝垂れ気味。
葉の鋸歯は先端半分のみ。
花(あるいは実)と葉の根元がわずかに離れている。
植栽で見られるものの大半は、コムラサキなのだそうです。
おまけ
コムラサキから、ムラサキシキブを連想しがちですが、コムラサキは、和泉式部の娘なのだそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?